20代転職の失敗とは?人事が見てきた失敗する人の7つの特徴と回避策を事例で紹介
転職で失敗するとキャリアに傷が大きくつくため
「20代転職で失敗したくない。どんな点に気をつければいいの?」
「20代転職の失敗事例を知りたい。回避方法はあるの?」
と恐れていませんか?
筆者は人事を約10年してきたため、20代転職で失敗した人を50名以上見てきました。
転職に失敗した人は短期で再転職をすることになり、次の内定が出づらくなってしまいます。絶対に避けましょう。
筆者の経験から転職に失敗する傾向の人をお伝えすると20代で転職に失敗する人は勢いだけで行動する人です。
20代はまだ業界の将来性や経営者の考えがどのように企業に影響しているかを理解していない可能性が高いです。
そのため、自分自身の解釈で転職を進めてしまう方が非常に多いです。
この記事では20代での転職失敗事例について知ることができ、転職に失敗しない方法を知ることができます。
内定が出て転職できればゴールではありません。
転職を成功させたい人は必ず一読してください。
20代の転職で失敗したくないなら「定着率」を意識しましょう。
定着率が高い会社は、「入社した社員がすぐに辞めずに長く働いている会社」と言えます。
20代はこれからキャリアを形成していくため、定着率が低い会社に入ってすぐに辞めてしまうのはもったいないです。
しかし定着率はあまり公開されていないため、自分自身で調べるのは難しいです。
そこで筆者がおすすめしたいサービスが、ハタラクティブという就職支援サービスです。
ハタラクティブはマンツーマンでのカウンセリングにより本当にあなたに合った仕事を提案してくれます。
未経験からでも挑戦できる定着率の高い優良企業の求人も豊富に取り揃えています。
また、自分に合う仕事ができれば、定着率はおのずと高くなります。
サービスは全て無料で利用することができ、面接対策などのサポートも手厚く行ってくれます。
4回目の転職と言うハンデをカバーするための対策も教えてくれるでしょう。
適職を見つけて長く続く仕事がしたいと言う方はハタラクティブの無料相談をぜひ受けて見てください。
目次
失敗したくない方におすすめの転職エージェント3つ
「転職なんてしてみるまで分からない」という誤ったイメージを持っていませんか。
転職エージェントを活用すればブラック企業求人を避けることが出来る確率が飛躍的にアップします。
転職エージェントは離職率のデータなどをしっかりと保有しているためです。
転職に絶対に失敗したくない、という方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- 情報を網羅するためにまず就職shopに相談
- キャリアに自信がない方はハタラクティブに相談
- IT系が希望ならワークポートに相談
それぞれについて解説します。
情報を網羅するためにまず就職shopに相談
20代の転職において非常に有利な条件を整えているのが就職shopです。
就職shopは業界最大手のリクルートが運営しており、求人数・提案力ともにトップクラスです。
20代に寄り添ったサポートに定評があり、豊富な求人からあなたに適切な求人を紹介してくれます。
書類選考も免除なため、職歴やスキルが不安な方でも自信をもって面接に挑むことができますよ。
キャリアに自信がない方はハタラクティブに相談
「転職エージェントなんて自分の職歴では無理ではないかな」と尻込みしていませんか。
そんな方には、ハタラクティブがあります。
ハタラクティブは未経験者が前提の求人を中心に取り扱っています。
離職率が高い業界やブラック企業は除外しています。
職歴が少しあるだけでも大幅に加点されるため、積極的に活用しましょう。
IT系が希望ならワークポートに相談
IT系で転職を希望する方は、ワークポートに相談をしてみましょう。
ワークポートは本当に未経験でもIT系求人を紹介してくれます。
筆者もかつてIT系企業の求人を探したいと考えていた時、登録しました。
結果、転職に不利な関西でもしっかりと求人紹介をされました。
IT系企業を狙ってみるなら、登録すべきですよ。
転職失敗を回避するポイント
- 転職を失敗しないために情報を網羅する
- 20代転職の情報を網羅したいなら就職shopがおすすめ
- 自分の職歴に自信がない方は、未経験者前提の求人を多く取り扱っているハタラクティブがおすすめ
- IT系の転職希望ならワークポートがおすすめ
20代転職の失敗するとは?失敗する人の特徴7選
20代で転職に失敗する人は、冷静さを欠いています。
上司が合わない、給料が安いなど、様々な不満はあると思います。
しかし、冷静さを欠けば必ず転職は失敗します。
不満の爆発しそうな表情と気持ちで面接にいっても、ブラック企業に採用されるだけ。
具体的には、以下のような7つの行動です。
- 失敗1:求人内容をしっかりと確認していない
- 失敗2:入社してから企業文化に合わないことに気づく
- 失敗3:ブラック企業だった
- 失敗4:転職目的がなく今の会社を辞めたいだけで辞める。そしてまた辞める。
- 失敗5:人間関係のどの部分がストレスなのかを分析していない
- 失敗6:20代で転職したけれど女性の少ない職場だった
- 失敗7:実はあまりやりたい仕事ではないと気づいてしまった
それぞれについて解説します。
失敗1:求人内容をしっかりと確認していない
求人内容の確認ミスが最も転職失敗に繋がります。
求人内容は転職において最も確認するべきことだからです。
休日や給料だけでなく、特に仕事内容。
事務職だからと言われて入社したら、実際は倉庫で物品管理をさせられたなどということもよくあります。
必ず仕事内容を精査するようにしてください。
ポイントは求人サイトだけで判断しないようにすることです。
転職エージェントに相談すれば採用の背景や企業文化なども教えてもらえます。
求人内容だけではどうしても表面的ですので、可能な限り詳しい人に聞くことが成功の近道です。
失敗2:入社してから企業文化に合わないことに気づく
入社前に必ず企業文化を確認しておきましょう。
企業文化が合わなければ、入っても仕事が辛いだけだからです。
特に採用メッセージ欄です。
会社の社風や社長などを過度に持ち上げるホームページには要注意です。
ワンマン気質の会社である可能性が高いです。
社長と合わなかったら辛い日々となります。
「実際に入社したら社長のイメージが全く違った」
ということはよくある話です。
必ずチェックしましょう。
失敗3:ブラック企業だった
残業が毎月100時間以上あるようなブラック企業に入社してしまう人がいます。
前段階で必ず情報を取りましょう。
キャリアコネクションなどのような情報サイトでは、入社前に会社の評判を知ることが可能です。
参考:企業・会社の評判、口コミ、年収など転職・就職に役立つ情報サイト キャリコネ
評判を調べ残業が多いなどのネガティブな情報は絶対に事前入手しておくことが失敗の回避策です。
また、受けたい求人の平均残業時間数などは転職エージェントに絶対に明示してもらうようにしましょう。
20代の転職でよくある失敗
- 求人内容と実際の仕事内容が違う
- 企業文化が自分と会わない会社だった
- 残業が毎月100時間以上あるようなブラック企業に転職してしまう
失敗4:転職目的がなく今の会社を辞めたいだけで辞める。そしてまた辞める。
意味もなく何回も転職をするのは辞めておきましょう。
転職歴を重ねるほど、日本では市場価値が下がるためです。
転職目的として、キャリアアップしたいのか、それとも、キャリアチェンジしたいのか。
目的をはっきりさせてから会社を辞めましょう。
どんな仕事にも嫌な部分はあります。
転職で解決する方法もありますが続けてしまうと無意味に転職を繰り返して内定が出づらくなるでしょう。
失敗5:人間関係のどの部分がストレスなのかを分析していない
人間関係が悪いといっても、様々な原因があります。
「上司が苦手」
「同僚が苦手」
「若手が少ないから嫌・・・」
など人それぞれ違います。
転職後にどの部分が解消されれば長く勤務できるのかをしっかりと分析するようにしましょう。
分析が甘いとまた似たような会社に入社することになります。
また人間関係でトラブルがない企業はありません。
自分が変わらない限り人間関係を解決できないこともあります。
転職エージェントに相談するなどして客観的なアドバイスを求めてみることがおすすめです。
失敗6:20代で転職したけれど女性の少ない職場だった
20代の女性は、女性比率の低い職場に転職すると働きにくくなります。
なぜなら女性の少ない職場だと人事制度などが男性向けになっておりおす。
そのため、育休なども形だけ整備されていて利用者ゼロのケースもあります。
「女性社員が何名くらい在籍しているのか?」
「産休で復帰している社員はどれくらいいるのか?」
などを必ず確認するようにしましょう。
育休や産休の取得実績などは転職エージェント求人であれば掲載されていることもあります。
失敗7:実はあまりやりたい仕事ではないと気づいてしまった
本当に転職してやりたいと思っている仕事は好きな仕事ですか?
好きな仕事というものは、寝ても覚めてもずっとやっていても飽きないものを指します。
ずっとやっていて嫌だと感じる仕事は、実は好きな仕事ではありません。
就業時間が終わったら仕事のことを考えない人は要注意です。
転職後にやりたくない仕事だと気づいたら、また転職する必要性があります。
実験として、寝ても覚めても打ち込めるのはどんな仕事なのかをシュミレーションしておきましょう。
後悔しないようにしましょうね。
ここまで失敗する人のパターンを紹介してきました。
失敗を回避するにも「20代で転職失敗しないために確認すべきことは、どんなことだろうか」と気になりませんか。
次は、20代の転職で失敗しないために確認すべきことについて解説します。
20代の転職でよくある失敗
- 意味のない転職を繰り返してしまう
- 職場の人間関係のどの部分がストレスなのか、自己分析せずに転職
- 女性比率の低い職場に転職して働きにくい環境だった
- 自分のやりたい仕事に転職していない
20代の転職で失敗しないために確認すべきこと
20代の転職で失敗しないためには、何よりも転職先の制度を知っておくことです。
制度が整っていない会社では、活躍をすること自体が出来なくなるためです。
特に女性で転職を考えている方は、本当に女性が定年まで勤務できるかどうかを確認しましょう。
一番お金のいる時期に会社を辞めなくてはならないとなると、生活が苦しくなります。
具体的には、以下の5つが確認すべきことです。
- 確認1:労働条件は詳細に確認。みなし残業は要注意!
- 確認2:女性社員比率を必ず面接で確認
- 確認3:仕事の実態を事前に理解しておく
- 確認4:いまどき在宅勤務制度すらないなど時代遅れな会社は選ばない
- 確認5:検索でブラック企業でないか確認する
それぞれについて解説します。
確認1:労働条件は詳細に確認。みなし残業は要注意!
労働条件は詳細に確認してください。
特にみなし残業は要注意です。
みなし残業代とは残業しても、していなくても一定額の残業代を支払うというものです。
たとえば30時間分が一律に支払われるなどの支払い方があります。
その場合は30時間分を超えていた部分は必ず残業代を支払う義務があります。
その義務を果たさない企業も多々あるため、みなし残業制度を導入している企業には注意するようにしましょう。
確認2:女性社員比率を必ず面接で確認
「会社の男女比率で、女性は何%ですか」と必ず面接で確認するようにしましょう。
女性社員比率が低い会社に入社しても満足な福利厚生がないためです。
筆者のいた業界は女性社員が1%程度しかない企業でしたが女性が定年まで働けるような状態ではありませんでした。
女性が上司になるくらいなら、舌を噛んで死ぬとまでいう上司もいました。
必ず女性比率は確認しましょう。
確認3:仕事の実態を事前に理解しておく
どんな仕事をするのかを具体的につかむようにしましょう。
転職してから「こんな仕事は嫌だ」と思ってしまうと、また転職活動をする羽目になるためです。
必ず会社の同僚などから仕事の辛い部分と良い部分を聞き出すようにしておきましょう。
仕事場で仕事をしているイメージが持てない仕事は途中で頓挫する可能性が高いですよ。
転職エージェントに相談すれば教えてもらえます。場合によっては見学を設定してもらえます。
ここでしっかり情報収集できれば転職が成功しやすくなりますし面接対策にもなり内定も出やすくなります。
確認4:いまどき在宅勤務制度すらないなど時代遅れな会社は選ばない
いまどき在宅勤務制度すらない会社は選ぶのを避けましょう。
職種によっては仕方ない部分がありますが、時代錯誤のためです。
感染症対策や満員電車対策など、社員の生命と健康を維持するという観点が抜け落ちています。
社員の命よりもお金を優先する経営者の元で仕事をしても、先は短いでしょう。
確認5:検索でブラック企業でないか確認する
Google検索エンジンで、
「会社名+ブラック企業」
または
「会社名+労働裁判」
と検索するようにしましょう。
ブラック企業であれば社員に訴えられたなど、悪い情報が出てくるためです。
筆者もかつて労災死を出した企業の面接を受けて辞退した経験があります。
ネットで調べるとすぐに裁判の情報などが出てきました。
労働裁判になっているということは
労働問題が生じたときに話合いで解決できない会社ということです。
良い会社は会社と社員が揉めないように普段から配慮していますし、万一問題が起こっても話合い和解となります。
労働裁判のある企業は避けることが賢明です。
ところでベンチャー希望の方もいると思います。
ベンチャー転職に関して次で紹介していきます。
20代転職で必ず確認するべき項目
- 転職先の労働条件や制度は詳細に確認
- みなし残業制度を導入している企業には注意
- 女性の転職の場合、会社の男女比率は面接で必ず確認
- 会社の同僚などから仕事の辛い部分と良い部分を聞き出す
- いまどき在宅勤務制度すらないなど時代遅れな会社は選ばない
- 検索でブラック企業でないか確認する
【20代での転職失敗談】筆者はベンチャー転職で後悔した
ベンチャーは何かを成し遂げるために挑戦している企業です。
創業10年以内のような企業では経営も不安定で会社の仕組みが整っている企業は少ない傾向です。
ワークライフバランスを大切にしたい方は避けた方がおすすめです。
筆者はかつてベンチャー企業で人事・採用担当者を経験していますが、以下のようなめちゃくちゃな体制で苦労しました。
- 労務管理体制が出来ていない
- 入社と退社が同じ。採用すれども人が定着しない
- ボーナスがない
- 社長がワンマン
ベンチャー企業というと聞こえはいいと思います。
ですが、実態は収益が不安定で、社員のボーナスもまともに支払ってくれないところが多数です。
少人数で経営陣と距離が近いというと聞こえはいいですが働く目的がない人にはハードワークで苦痛でしょう。
キラキラした職場のイメージだけで安易にベンチャー転職をするのは避けてください。
次では転職失敗を回避するための具体的な方法を紹介していきます。
転職失敗を回避するには情報収集が全てです。
【20代での転職失敗談】ベンチャー転職を後悔した点
- 労務管理体制ができていないなど会社の仕組みが整っていない企業が多い傾向がある
- ベンチャー企業はワークライフバランスを大切にしたい方は避ける
- 収益が不安定な場合があり、社員のボーナスの有無は確認する
まとめ
20代で失敗する人の特徴として、以下の特徴があります。
- 失敗1:求人内容をしっかりと確認していない
- 失敗2:入社してから企業文化に合わないことに気づく
- 失敗3:ブラック企業だった
- 失敗4:転職目的がなく今の会社を辞めたいだけで辞める。そしてまた辞める。
- 失敗5:人間関係のどの部分がストレスなのかを分析していない
- 失敗6:20代で転職したけれど女性の少ない職場だった
- 失敗7:実はあまりやりたい仕事ではないと気づいてしまった
転職失敗しないためには、以下のことに気をつけましょう。
- 確認1:労働条件は詳細に確認。みなし残業は要注意!
- 確認2:女性社員比率を必ず面接で確認
- 確認3:仕事の実態を事前に理解しておく
- 確認4:いまどき在宅勤務制度すらないなど時代遅れな会社は選ばない
- 確認5:検索でブラック企業でないか確認する
筆者はかつてベンチャー転職で大失敗をしています。
イメージだけでの企業選びには反対です!
転職を失敗しないためには、まずは仕事の情報を取りましょう。
情報さえあれば、転職失敗を防げるためです。
おすすめの転職エージェントは、以下の3つです。
- 情報を網羅するためにまず就職shopに相談
- キャリアに自信がない方はハタラクティブに相談
- IT系が希望ならワークポートに相談
これらを押さえることで20代転職の失敗をグッと減らせます。
ぜひ実践してくださいね。