第二新卒で公務員になれる!採用されやすい職種と具体的な方法とは?
「第二新卒で公務員になれるのかな。試験や面接の難易度は高い?」と悩んでいませんか?
結論からいえば、第二新卒で公務員になることは十分に可能です。
私は約10年のあいだ、民間企業で人事をしてきました。
第二新卒から公務員へ転職した方を見てきましたし、筆者自身が公務員試験を受けたこともあります。
この記事を読めば、第二新卒でキャリアチェンジする方法を理解することができ、具体的にどうすべきかが分かるようになるでしょう。
「第二新卒で公務員に絶対なりたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
目次
【重要】第二新卒は公務員になれる。逆も可能
第二新卒は公務員になることができます。
公務員は年齢制限内であれば、何度でも挑戦することが可能なためです。
公務員試験はおおむね29歳まで挑戦することが可能であり、第二新卒は25歳前後であることが一般的です。
年齢制限内だからこそやり直しが効くということです。
若いうちにキャリアチェンジするのは大正解!
若いうちにキャリアチェンジをすることは、実は大正解です。
日本は年齢が若ければ若いほど選べる仕事が多いためです。
公務員試験は20代のうちでないと公務員試験の受験資格自体がなくなるといったことも珍しくありません。
若いからこそキャリアチェンジできるということですね。
公務員・民間企業問わず必須の知識となりますので、第二新卒の転職で失敗したくない人は必ずご一読ください。
公務員から民間企業へも第二新卒の年齢なら可能
公務員から民間企業へ転職も第二新卒の年齢なら転職可能です。
民間企業は公務員試験よりも年齢制限が緩いです。
さらに、若ければ採用後に能力を伸ばしていってくれるだろうと考えるためです。
年齢が若いほど、民間企業でのやり直しが効きます。
年齢を重ねるほど「民間で通用するスキルや経験がない」
とみなされる傾向が高くなり、転職活動に苦労するでしょう。
公務員から民間に転職を検討している方は急いで転職エージェントに相談することをおすすめします。
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【注意点】第三親等以内に暴力団員等反社会的な人間がいる場合、公安職は合格できない
第三親等以内に暴力団員等の反社会的な人間がいる場合、警察官・消防士・自衛官などの国家の治安を維持するための公務員にはなれません。
治安を維持するのが目的の組織に反社会的な人間が関与すると治安維持に支障をきたします。
特に警察官と自衛官は、しっかりと身元を調べられる可能性が高いです。
身内に暴力団等がいる、という方は、残念ながら公安職合格は難しいです。
その場合は公安職以外の事務職などを検討しましょう。
「第二新卒は公務員になれる」まとめ
- 第二新卒は公務員になることができます。
公務員は年齢制限内であれば、何度でも挑戦することが可能なためです。 - 公務員から民間企業へも第二新卒の年齢なら転職可能です。
民間企業は公務員試験よりも年齢制限が緩いうえ、若ければ採用後に能力を伸ばしていってくれるだろうと考えるためです。
年齢が若いほど、民間企業でのやり直しが効きます。 - 身内に暴力団等がいる、という方は、残念ながら公安職合格は難しい。
次は、なりやすい公務員となりにくい公務員について解説します。
なりやすい公務員となりにくい公務員
公務員試験の難易度は、職種によって大きく変わります。
なりやすい公務員となりにくい公務員が存在します。
具体的には、以下のような区分に分けられます。
- 事務職は採用人数が少なく採用されにくい
- 公安職(警察・消防・自衛隊)は採用人数が多くなりやすい
それぞれについて解説します。
事務職は採用人数が少なく採用されにくい
公務員試験の中でも、事務系の公務員は倍率が高く、採用人数の少なさから採用されにくいといえます。
事務職は倍率が高く、国家公務員の事務職である国家総合職などは、倍率がおおよそ19倍にもなります。
2万人が受けて合格するのはわずか1300名程度です。
非常に難関で狭き門です。
公安職(警察・消防・自衛隊)は採用人数が多くなりやすい
公安職(警察・消防・自衛隊)は多くの人数が必要なため、必然的に採用人数は多くなります。
各都道府県ごとに採用を行っているため、自治体により倍率は異なりますが、おおむね6倍程度の倍率です。
参考:大阪府警
消防や自衛隊も同程度であると考えると、事務職よりも採用されやすいですね。
ところで公務員になるにはどうすればいいのだろうかと気になりませんか。
次は、公務員になるための勉強法について解説します。
勉強方法を選ぶことが大切。選択肢は3つ
公務員になるには、勉強をして試験を突破する必要があります。
勉強方法を選ぶようにしましょう。
具体的には、以下の3つの勉強方法があります。
- オンライン講座を受講する
- 予備校へ通う
- 独学する
それぞれについて解説します。
オンライン講座を受講する
独学に自信がなく予備校へ行くほど費用面や時間面で負担をかけたくない方はオンライン講座を受講する方法があります。
現在では予備校と同じレベルの講義を動画を通して学べる環境が整ってきております。
過去試験からの頻出問題も教えてもらえるため独学よりも効率的に勉強しやすいでしょう。
さらにアガルートアカデミーのように合格すると最大で全額返金の特典もあり金銭的なリスクも抑えながら勉強ができます。
動画教材となるため講師の当たり外れも避けられ、質問や模擬面接を無制限で受けることができます。
期間限定の割引なども行っており、タイミングが良ければお得に受講可能です。
資料請求や受講相談をして情報収集するところから始めてみることがおすすめです。
予備校へ通う
公務員試験の予備校へ通うという選択肢があります。
伊藤塾や辰巳など、法律を専門に教えていた経歴を持った予備校を選ぶようにしましょう。
公務員試験で一番、問題が難しく配点が高いのは、法律科目です。
法律が分からないと公務員になったあとも大変な思いをします。
勉強を習慣化し、確実な理解をするためにも予備校は積極的に検討すべきです。
独学する
独学するということも選択肢の一つです。
公務員試験の予備校に通うのは金銭的にも時間的にも厳しいという第二新卒の方は多いです。
自分で出来る限り公務員試験の過去問を購入して、勉強をする習慣をつけるようにしましょう。
大切なポイントは継続して勉強し続ける仕組みづくりです。
独学の人は挫折する方が多いため、継続が難しいようでしたら図書館での勉強や予備校の検討をしましょう。
ところで公務員になりたいという方は公務員に良いところばかりに目が向いていませんか。
次は、公務員のデメリットについて解説します。
しっかり理解していないと後から大きく後悔することになります。
公務員のデメリット3つ
「公務員ってめちゃくちゃ楽で給料もいいんでしょう」とメリットばかりに目がいっていませんか。
公務員のデメリットとして、職種によってはプライベートが存在しないことがあります。
具体的には、以下の3つのデメリットがあります。
- 常に国民の厳しい監視下に置かれている
- 公安職(警察・消防・自衛隊)はプライベートがない
- 安定している代わりに高い給料は望めない
それぞれについて解説します。
常に国民の厳しい監視下に置かれている
公務員のお給料の財源は国民の税金です。
そのため、ちょっとした不祥事で新聞に実名でバッシングされるなど、厳しい監視下に置かれています。
国民の血税を頂いて生きていることを忘れてはいけません。
公安職(警察・消防・自衛隊)はプライベートがない
公安職(警察・消防・自衛隊)はプライベートな時間などほぼありません。
特に警察官と自衛隊員に関しては、独身の間は寮生活となります。
公安職のため給料は高いですが勤務時間が長く、ほぼ仕事に人生を費やすことになります。
安定している代わりに、高い給料は望めない
公務員は安定している代わりに、年収が1,000万円を超えるようなことはあまりありません。
一部例外的に、警察署の署長・消防署の署長・自衛隊の幹部などは1,000万円を超えることがあります。
ですが、なれるのは一握りの方だけです。
ちなみに、うまく出世できたとしても不祥事の際には世間の批判を最初に浴びることになります。
強い精神力が必要な仕事でもあります。
以上のように公務員にはデメリットもありますが良いこともあります。
公務員のメリット3つ
ここでは公務員のメリットを紹介していきます。
公務員を検討している人は既に知っている方も多いでしょうが大きく3つのメリットがあります。
- 税金がお給料原資のため、滅多なことでは潰れない
- 大企業並みにローンが組みやすい。銀行員の方から貸し付けをしたがる
- 定期昇給と賞与が保証されており、生活設計しやすい
税金で給与が保証されているだけではなく、ローンなども非常に組みやすいです。
民間企業では成果主義に伴って廃止されている定期昇給など、時代遅れの仕組みも顕在です。
とにかく仕事をすれば確実に給料が支払われ、昇給もしているという点ではとても安定している仕事です。
デメリットもある公務員ですが、「自分は公務員に向いているのかな?」と気になりませんか。
次は、公務員に向いているかどうかについて判定する方法をお伝えします。
公務員に向いているかどうかの自分自身の性格を判断することが大切
「自分は公務員に向いているのかな」と悩んでいませんか。
公務員に向いている人は全体を見て行動を出来る人です。
公務員の仕事は法律を守って仕事をすることを求められる上、前例主義・手続き至上主義となります。
自分の考えで仕事をする余地は少なく、規律を守って仕事をすることが求められます。
このような働き方に向いている人は公務員がおすすめでしょう。
逆に公務員に向いていない人は自分中心的な人です。
スタンドプレーが好きなら公務員に向いていない。全体を見て仕事ができる人が公務員に好まれる
スタンドプレーが好きな方は公務員に向いていません。
公務員の仕事は、基本的に法律に従って仕事を進めることが大切なためです。
他にも率先して仕事したいという方は少ないため、モチベーションが高いかたには公務員に合わないでしょう。
ちなみに公務員は同僚の仕事を助けるといく考えは少ないです。
基本的に、自分の任せられた範囲の仕事だけやって定時で上がる仕事のスタイルとなります。
「公務員に向いていない」という方は民間企業で仕事をしたほうが良いでしょう。
スタンドプレーの出来るようなバイタリティのある方は、民間で分かりやすい成果を出してみましょう。
成果を出せれば給料もあがり出世し、やりたいことができるような環境になっていきます。
公務員はやっぱり向いていないかも、と思ったら
ここまでを読んで、自分はやっぱり公務員には向いていないと思った人もいるのではありませんか?
公務員になるならないは別として、第二新卒としてキャリアチェンジするのであれば早い方がチャンスは広がります。
1日でも若いうちに行動を起こすことをおすすめします。
転職活動をする際に、必ず利用するべきは転職エージェントです。
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まとめ
第二新卒は公務員になれます。
逆に公務員から民間企業へ行くことも若いうちであれば可能です。
なりやすい公務員となりにくい公務員があります。
事務職はなりにくく、公安職(警察・消防・自衛隊)は事務職に比べると採用されやすいです。
勉強方法を選ぶことが大切です。
選択肢として、独学と予備校に通うという選択肢があります。
公務員のデメリットとして、以下の3つのデメリットがあります。
- 常に国民の厳しい監視下に置かれている
- 公安職(警察・消防・自衛隊)はプライベートなどない。
- 安定している代わりに、高い給料は望めない
公務員のメリットは、具体的には、以下の3つがメリットです。
- 税金がお給料原資のため、滅多なことでは潰れない
- 大企業並みにローンが組みやすい。銀行員の方から貸し付けをしたがる
- 定期昇給と賞与が保証されており、生活設計しやすい
公務員に向いている人は全体を見て仕事ができる人です。
スタンドプレーをする人には向いていません。
公務員が向いていないと思ったら、転職エージェントを利用して民間企業への転職をすすめましょう。
おすすめの転職エージェントは
- 求人の幅が広いハタラクティブ
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よくある質問と回答
第二新卒で民間企業から公務員への転職は可能?
第二新卒から公務員へのキャリアチェンジは可能です。
公務員試験は29歳まで挑戦可能なため、しっかり対策すれば第二新卒は問題なく公務員を目指せます。
公務員のデメリットはある?
公務員には以下のようなデメリットがあります。
- 常に国民の厳しい監視下に置かれている
- 公安職(警察・消防・自衛隊)はプライベートがない
- 安定している代わりに高い給料は望めない
仕事によってはプライベートの確保が難しい場合もありますので自分の目的と照らし合わせての判断が必要になります。