第二新卒の履歴書で評価される4つのポイントとおすすめのフォーマットを紹介
第二新卒で就活をしていると、
「第二新卒の履歴書はどう書けば良いの?評価されるポイントはどこ?」
「第二新卒の履歴書の経歴はどうかけばいいの?」
「第二新卒の履歴書の例文をみたい!」
と気になりませんか。
私はこれまで約10年間、採用担当者を経験し書類選考で履歴書で見てきました。
第二新卒の履歴書で評価されるポイントは、
- どれだけ読み手である採用担当者が読みやすく書かれているか?
- 志望動機・自己PRなどの自由記載欄に意欲を示せるかどうか?
- 入社後に成長し活躍しそうなポイントがあるか?
です。
これらのポイントが押さえられていないと書類選考で落ちてしまいます。
面接なら相手の対応も分かりますが、履歴書に問題がある場合は原因も分かりづらく何度も落ちてしまうでしょう。
この記事では評価が高い第二新卒の履歴書の書き方を解説しています。
履歴書の書き方に悩んでいる第二新卒の方はぜひ、最後まで読み履歴書の書き方をマスターしていってください。
「履歴書の書き方が不安」
「職歴のところでいつも手が止まってしまう」
転職活動をする時、気を付けたいのは履歴書・職務経歴書の書き方です。
特に職務経歴書はしっかり作り込んであるかどうかで合否に大きく影響します。
もし本気で書類選考をクリアしたいなら、転職のプロによる応募書類の添削を受けてください。
転職エージェントは無料で利用できるサービスで、登録すると求人情報の紹介や応募書類の作成をサポートしてくれます。
転職支援の実績がある、プロの転職エージェントの目から見ると
「書類選考が通る履歴書と落ちる履歴書」すぐにが分かります。
つまり、内定獲得するためのポイントやノウハウを知っておくと転職活動を有利に進められます。
リクルートエージェントは応募書類の添削や面接対策を丁寧に教えてくれるため、非常におすすめです。
非公開求人という特別な求人情報もあり、あなたにピッタリの仕事が見つかります。
目次
履歴書で評価されるポイントを採用担当者が解説!
履歴書で評価されるポイントで一番大きなウェイトを占めるのが、実は志望動機の完成度です。
第二新卒は職歴が浅いため、実力よりも意欲が重視されるためです。
戦力として採用というよりはどれだけ熱意に満ちて仕事をしてくれるのかという意欲部分に期待されて採用されます。
筆者が10年間、採用担当者を勤めてきて、第二新卒の方の履歴書で重要なポイントは、以下の4つのポイントです。
- 書き方のコツ1:顔写真
- 書き方のコツ2:志望動機
- 書き方のコツ3:自己PR
- 書き方のコツ4:職歴
それぞれについて解説します。
履歴書の書き方のコツ1:顔写真
顔写真には気をつかうようにしましょう。
なせなら、顔写真は文章より先に「一番最初に目に入る部分」だからです。
顔だけで全てを判断しませんが、第一印象は大きく影響します。
実際にも履歴書の写真よりも面接でお会いするほうが良いというケースが多いです。
第二新卒の履歴書を完成させる第一歩として、まずは写真写りに配慮しましょう。
証明写真機はNG!顔写真はプロに撮影してもらおう
採用担当者としては、証明写真機はNGと考えています。
顔写真は必ずプロに撮影してもらうことがおすすめです。
なぜなら、証明写真機で撮影した画像は、画面が暗く、表情なども曇って見えることが多いためです。
面倒だなと感じても機械で撮るのではなく、カメラのキタムラなどでプロに写真を撮影してもらいましょう。
もちろん、履歴書の写真写りで、書類選考に落とすようなことはあり得ません。
しかし、深層心理でネガティブに働き、損している方も多いと筆者は思います。
顔写真の印象が良いと採用担当者の目に留まり記憶に残りやすいと言えるため、顔写真は必ずプロに撮影してもらいましょう。
履歴書の書き方のコツ2:志望動機
第二新卒の方は志望動機をしっかりと作り込むようにしましょう。
書類選考・面接を突破する人は志望動機に漏れがなく意欲的で具体的だからです。
たとえば数値などを入れて具体性を持たせた方が、採用担当者も判断しやすく面接に呼びやすくなります。
筆者が面接をしていても、面接開始5分程度で不採用になる人を何人も見てきました。
不採用になる方の特徴としては、決まって志望動機があいまいで抽象的な傾向にあります。
抽象的に書いていては面接でも何を伝えたいのかが分かりにくいです。
第二新卒の方は、採用担当者にしっかりと伝わるような具体的な志望動機を書くようにしましょう。
志望動機に一番注力しよう!
第二新卒は職歴が浅い分、入社後の伸び代がチェックされます。
スキルはなくて問題ありません。
ですので自信を持って志望動機に一番、注力するようにしましょう。
志望動機のチェックポイントとしては、
- 転職目的が見える
- 積極的
- 入社後にしたいこと
が明確かどうかです。
志望動機は丸一日かけて考えても価値がある欄です。
社長メッセージ、企業文化、活躍している先輩社員をチェックし、志望企業に適した表現で記載するようにしましょう。
もし志望動機があいまいな表現だったり、転職目的に具体性がないと短期離職しないか採用担当者は不安になります。
志望動機は必ず意欲的に書くようにしましょう。
第二新卒の志望動機の書き方についてはこちらをご覧ください。
採用担当者が解説する履歴書で評価されるポイント
- 一番最初に目に入る撮影証明写真はプロに撮影してもらう
- 志望動機は意欲的に具体的に書く
履歴書の書き方のコツ3:自己PR
自己PRは、企業と応募者の相性をチェックしています。
良い自己PRの例としてはどんな能力あるのか、入社後にどんな振る舞いをするかイメージができる内容です。
自己PRは企業の情報をしっかりと収集して、企業が望む人材像を明らかにした上で作成するようにしましょう。
悪い例として言えるのは、どこにでもありがちな自己PRです。
特に印象に残らず参考になっていないため、書類選考や面接で落ちやすくなります。
自己PRを具体的に書けるように、自己分析も忘れずに行いましょう。
企業分析と自己分析がしっかりできていれば、企業が欲しい人材像に合わせて自分の強みをしっかりとアピールできます。
自己PRは具体性を大切にしよう!
自己PR作成においては、企業に合った自己PRを心がけることと、具体性を大切にしましょう。
なぜなら自分自身の強みや特徴を、具体的に記載することで、性格や持ち味を企業にアピールできるからです。
そのために自分の強みや特徴を結論から記載し、「理由、具体例」は必ず入れるようにしましょう。
第二新卒自己PRの書き方について詳しく紹介している記事も併せてご覧ください。
履歴書の書き方のコツ4:職歴
職歴の書き方として新卒入社の企業が短期離職となった職歴であっても、必ず記載するようにしましょう。
職歴の記載がないと、既卒扱いとなり、選考で不利になることがあるためです。
また、配属部署・期間が分かるようにすることが望ましいです。
アルバイトについては、入社後の仕事と関連性がある場合のみ記載するようにしましょう。
無理に書く必要はありません。
採用担当者が解説する履歴書で評価されるポイント
- 自己PRは企業の情報をしっかりと収集し企業が望む人材像を明らかにした上で作成する
- 職歴は新卒入社の企業が短期離職となった職歴であっても必ず記載する
番外編:学歴
学歴は最終学歴から一個前から記載するようにしましょう。
大卒の方の場合は、高校卒業から書けばよいです。
採用差別などにつながるため、細かく出身中学などを確認する風潮はなくなっています。
10年ほど前までは中学卒業から記載するのがルールでした。
しかし、現在は最終学歴の1つ前までの記載で良いことになっています。
番外編:本人希望欄
本人希望欄については、一般的には「貴社規定に従います。」が通例です。
特に採用において関係のない項目のため、「貴社規定に従います」のみ記載するようにしましょう。
ただし、勤務地限定社員などを志望している場合は、希望勤務地の記載を行うなど要望を書いても問題ありません。
番外編:かんたん・役立たない資格の記載は印象を悪くする
資格取得欄に、業務と関係なく、かんたんで役立たない資格は書かないようにしましょう。
業務と関係のない資格を書いている人を見ると、客観性のない人と感じ印象が悪くなるためです。
一般的に取得が難しく・役立つ資格(簿記2級・TOEIC600点以上など)を記載することが大切です。
逆にかんたんに取得できる資格、珠算3級など趣味に近い資格は書かないほうが良いです。
「なぜこの資格を記載したのかな?何を伝えたいのだろう。」
「この資格で採用されると思っているのかな?この人は独特な解釈をする人かもしれない。」
と客観性を疑われてしまいます。
業務と関係のない資格は書かないようにしましょう。
採用担当者が解説する履歴書で評価されるポイント
- 学歴は最終学歴から一個前から記載する
- 本人希望欄については一般的には「貴社規定に従います。」が通例
- 資格取得欄には業務と関係のない資格は書かないようにする
次は無料で活用できる第二新卒におすすめの履歴書のフォーマットを紹介していきます。
ぜひ活用してくださいね。
第二新卒におすすめの履歴書フォーマットを紹介!
筆者が実際に活用して「これ、便利だな」と感じた第二新卒に適した履歴書フォーマットについて解説します。
リクナビネクストとマイナビ転職は、登録不要でも活用できますが。
しかし、登録して履歴を入力すると、自動的に履歴書のフォーマットがダウンロードできる状態になる仕様になっています。
具体的には、以下の5つがおすすめです。
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- エン・ジャパン
- ヤギッシュ
- 履歴書メーカー
履歴書は第二新卒の就活では必須のものなので、必ずダウンロードして作成しておきましょう。
履歴書が「学校指定」であっても合否に関係なし
履歴書が「学校指定」であっても合否には影響しません。
履歴書のフォーマットは応募者本人の能力とは関係ないためです。
ただ、第二新卒になってまで大学指定の履歴書を使うのは
「まだ学生気分なのか」
と採用担当者を不安にさせる可能性が非常に高いです。
ですので、出来れば「大学指定」の履歴書以外を第二新卒は使うようにしましょう。
履歴書は完成したら、一度第三者にチェックしてもらうことがおすすめです。
次ではどのようにアドバイスをもらえば良いか解説していきます。
履歴書は第三者チェックを受けよう
履歴書作成は第三者チェックを必ず受けるようにしましょう。
自分一人で書いた履歴書が客観的に見て採用されやすい状態なのか、本人だけでは判断しづらいためです。
転職エージェントは転職のプロとして履歴書や職務経歴書の書き方についてアドバイスしてくれます。
模擬面接などのサポートも無料で利用でき、転職に必要なノウハウを教えてくれるのでおすすめです。
参考:転職エージェントの書類添削や面接対策 | リクルートエージェント
第二新卒の転職で大切なのは1人で就活を進めようとしないことです。
内定をもらうために、転職エージェントの支援を受けて履歴書を添削してもらうようにしましょう。
「転職エージェントが便利なのはわかったけれど、どこがおすすめなの」と気になりますよね。
次は、筆者がおすすめする転職エージェントを紹介します。
第二新卒に強い転職エージェント
第二新卒が転職エージェントを活用するなら、第二新卒に特化した転職エージェントを活用することを必須としましょう。
総合型の大手転職エージェントに行くと
「こんな職歴では職歴にならない」
など、否定的な言動で登録してもらえない可能性も高いためです。
実績のある転職エージェントを活用するようにしましょう。
ここでは第二新卒特化型、20代特化型の転職エージェントについて紹介しています。
具体的には、以下の4つです。
- おすすめ1:いい就職ドットコム
- おすすめ2:ウズキャリ
- おすすめ3:ハタラクティブ
- おすすめ4:マイナビAGENT
それぞれについて解説します。
いい就職ドットコム
いい就職ドットコムは2001年から第二新卒の就職支援を行ってきた第二新卒に関しては老舗の転職エージェントです。
職歴が浅い若者を就職させることに非常に長けています。
非常に安心して活用できる転職エージェントであり、筆者も5年ほど採用担当者として活用しておりました。
筆者も5年ほど採用担当者として活用しており、非常に安心して活用できる転職エージェントと言えます。
書類選考の指導をしっかりと行ってくれる転職エージェントなので、非常におすすめです。
>職歴が浅くても安心のいい就職ドットコムはこちら
ウズキャリ
ウズキャリは第二新卒の転職支援に関して、9年間ほどの支援実績を持っています。
営業職とIT系の求人を持っており、若者向けの支援に非常に長けています。
時間をかけてじっくりと応募者の適性を見極めるキャリアアドバイザーのスタンスがあり、非常に良いです。
>ウズキャリはこちらから
ハタラクティブ
ハタラクティブは若者向けの転職エージェントです。
IT系の求人が豊富であり、第二新卒でキャリアチェンジを考えている方に非常に向いています。
若者の就職支援を得意としているため、安心して活用できる転職エージェントです。
>若手の就職に強いハタラクティブはこちら
マイナビAGENT
マイナビAGENTは20代に強いマイナビの転職エージェントです。
若手向けの転職支援をしているためスキルや経験を問わない若手の求人が多く、転職しやすいのが特徴です。
担当者も比較的若い方が対応するため相談しやすく書類選考対策や面接対策も丁寧にサポートしてもらえます。
マイナビAGENTは新卒採用でマイナビを活用した大手メーカー等が求人依頼をしています。
そのため、優良なメーカーに就職したいという方にもマッチしているのです。
第二新卒向けの転職エージェントの中でも大手やメーカー志望者にはおすすめの転職エージェントです。
マイナビAGENTはこちら
おすすめの転職エージェント
- 書類選考の指導をしっかりと行ってくれる転職エージェントならいい就職ドットコムがおすすめ
- 営業職とIT系の求人なら若者向けの支援に長けたウズキャリがおすすめ
- IT系の求人が豊富で第二新卒でキャリアチェンジを考えている方ならハタラクティブがおすすめ
- 20代なら若手の転職に強い大手転職エージェントのマイナビAGENTがおすすめ
履歴書がうまく書けない人は面接でも答えられない!中途半端はNG
履歴書がうまく書けないということはいざ面接になっても、うまく答えられないということです。
文章に書けないということは頭の中で言葉が整理されておらず、面接の場でも話せないためです。
特に自己分析や志望動機欄などは、自己分析がしっかりしていないとうまく書けません。
中途半端に自己流でやることは避け、転職エージェントなどにしっかりと人事目線でのアドバイスを貰いましょう。
第二新卒におすすめの転職エージェントについてはこちらでも詳しく紹介しています。
まとめ
履歴書で評価されるポイントで一番大きなウェイトを占めるのが、実は志望動機の完成度です。
特に、以下の4つのポイントが重視されます。
- 書き方のコツ1:顔写真
- 書き方のコツ2:志望動機
- 書き方のコツ3:自己PR
- 書き方のコツ4:職歴
第二新卒に適した履歴書フォーマットとしては、以下の会社のフォーマットをおすすめします。
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- エン・ジャパン
- ヤギッシュ
- 履歴書メーカー
履歴書が「学校指定」であっても合否には影響しません。
履歴書がうまく書けない人は面接でも答えられません。
転職エージェントを活用しましょう。
第二新卒に特化したおすすめ転職エージェントは、以下の4つです。
- おすすめ1:いい就職ドットコム
- おすすめ2:ウズキャリ
- おすすめ3:ハタラクティブ
- おすすめ4:マイナビAGENT
第二新卒の面接については「第二新卒の面接でよくある質問と受け答え」こちらの記事で詳しく紹介しています。
職歴の浅い若者が就職できるような力を持った転職エージェントを活用するようにしましょう。