海外転職に強い転職エージェントは?不安が安心に変わるエージェントを全公開
海外で就職するにあたり
「海外で働きたい。海外に強い転職エージェントはどこ?」
「海外に転職するにあたり失敗したくない。どこに相談すれば確実?」
「とにかく海外で働くにはどこに登録すればいい?」
など気になりませんか?
筆者は約10年ほど、海外に支社を持つ企業で採用担当者を経験し、海外転職希望者の採用も行ってきました。
また筆者自信が海外勤務を希望していたため、海外の転職エージェントについてはよく調べてていました。
その経験からお伝えすると海外での転職には以下の2種類の方法があります。
- 日本の転職エージェントを通して日本法人に入社して海外駐在員として出向する方法
- 現地就職をして現地の社員として働く方法
選ぶべき転職エージェントも2種類のどちらの方法を選ぶかで大きく変わってきます。
この記事を読めば、以下を理解することができます。
この記事で理解できること
- 海外転職に強い転職エージェント
- 海外転職を確実に成功させる近道
- 海外転職する際の注意点とやるべきこと
「海外転職で選ぶべき転職エージェントが分からない」
「海外に転職するにあたり失敗したくない。不安だ。」
と悩んでいる方は必ず一読することをおすすめします。
目次
海外転職に強い転職エージェントを紹介!不安を取り除き賢く情報収集
日本の常識が通用しない海外転職は転職エージェントに登録して情報収集することが必須と言えます。
日本とは異なる文化の中で働いていく上でまずは出だしで転ばないために絶対に転職エージェントの活用が必須なためです。
海外勤務といっても
- ビザ
- 医療
- 雇用契約
- 希望する職種や働き方にあった国
- 履歴書の書き方
などの多くの情報を加味して働く国・企業を選ぶ必要があります。
例えば、ビザだけでも研究ビザ・教育ビザ・技術ビザなど、学歴によって取得できるものなど様々な種類があります。
これらを個人で情報収集したり手配するのは非常に手間がかかるため転職エージェントに頼り進めることがおすすめです。
「海外転職にはどの転職エージェントがおすすめなの?」と、気になりませんか。
筆者が転職者、採用担当として実際に利用した海外におすすめの転職エージェントを、
- とにかく海外で働きたい人向け転職エージェント3選
- 海外でキャリアップしたい人向け転職エージェント5選
この記事では以下の8つの転職エージェントを紹介しています。
エージェント名 | リクルートエージェント | doda | パソナキャリア | エンエージェント | ランスタッド | リクルートダイレクトスカウト | JACリクルートメント | ビズリーチ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
求人数 | 約670,000件 | 約147,000件 | 約45,000件 | 17,000件 | 約7,000件 | 約115,038件 | 12,031件 | 約80,000件 |
年代 | 20代~50代以上 | 20代~50代以上 | 20代~40代 | 20代~50代以上 | 20代~50代 | 20代~50代 | 全年代 | 全年代 |
対応エリア | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国 | 全国 | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国・海外 |
年収 | 200万円~1,000万円 | 200万円~1,000万円以上 | 200万円~1000万円以上 | 300万円~1,000万円以上 | 300万円~1,000万円 | 600万円~2,000万円 | 600万円~1500万円 | 400万円~1000万円以上 |
公式ページ | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
まずはとにかく海外で働きたい人向けの転職エージェントから見ていきましょう。
とにかく海外で働きたい人向け転職エージェント3選
初めに、とにかく海外で働きたい人向け転職エージェントとして、以下の3つがあります。
- 1位:リクルートエージェント
- 2位:doda
- 3位:パソナキャリア
それぞれについて解説していきます。
1位:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、海外で勤務できる求人も多数紹介しています。
やはり、大手のリクルートグループなので知名度や求人を集める能力が高いです。
そのため、日本法人で海外に支社を出している求人も扱っています。
事例も多く、多少のトラブルが発生しても対処してもらえるため計画的に海外転職に挑めるのです。
とにかく海外で働きたいという方は日本法人の海外支社勤務という求人に応募してみましょう。
2位:doda
dodaも海外で勤務できる求人を集めており、海外転職を希望する方におすすめです。
特にdodaは転職後の赴任地が海外となっている求人も多く扱っており、
「とにかく海外で働きたい」
という方に向けた求人特集もあります。
もともと日本の大企業と取引があるため、大企業の海外支社の求人もそろえているのは魅力的ですね。
3位:パソナキャリア
満足度調査No1のパソナキャリアも海外勤務を目指す人におすすめの転職エージェントでしょう。
職種ごとに専任のキャリアアドバイザーが在籍するため、営業やエンジニアなどの職種にこだわった海外転職におすすめです。
>パソナキャリアで海外転職
次は海外でキャリアアップを目指したい方におすすめの転職エージェントを紹介します。
海外でキャリアップしたい人向けの転職エージェント5選
もしあなたが年収600万円以上の海外転職をしたい場合はハイキャリア向けの転職エージェントを利用しましょう。
年収が600万円を超えると、企業が求める人物像のレベルも上ります。
そのため企業にとっても転職者にとってもミスマッチの確率が大きく増えます。
一方でハイキャリア向けの転職エージェントを利用すると、
- 企業が募集する背景
- 具体的なポジション
- 上司やメンバーの構成
- 好まれる人間性
などを把握した担当者がフォローするため、ミスマッチが激減します。
そのため年収600万円以上の海外求人はハイキャリア向けの転職エージェントに集中することになります。
もし、あながた年収600万円以上の海外転職を狙うのであればハイキャリア向けの転職エージェントを利用しましょう。
ハイキャリア向けで海外転職におすすめの転職エージェントとして、以下の5つがあります。
- 1位:エンワールドジャパン
- 2位:ランスタッド
- 3位:リクルートダイレクトスカウト
- 4位:JACリクルートメント
- 5位:ビズリーチ
それぞれについて解説します。
1位:エンワールドジャパン
エンワールドジャパンは海外転職に力を入れており、グローバル人材の紹介を積極的に行っています。
エンワールドジャパンは外資系企業の求人紹介を行うエン・ジャパンの関連会社です。
国内最大規模の人材ネットワークを活かして求人紹介を行っています。
そのため、海外の企業に対するバイリンガル人材の紹介で信頼を得ており、海外転職に期待できます。
筆者もよく活用していましたが、担当者の方がかなり丁寧にフォローをしてくれます。
海外転職にあたってまずは登録しておきたい1社ですね。
>エンワールドジャパンはこちら
2位:ランスタッド
ランスタッドは、オランダ発祥の外資系転職エージェントで、外資系に転職して海外に転職したい方におすすめです。
また、ランスタッド外資系メーカーの求人に非常に強いのも特徴でしょう。
意外に知られていませんが技術者派遣の分野などでは国内メーカーでも名前が知られています。
元々は海外求人に強い外資系転職エージェントなので外資系志望者はぜひ登録しておきましょう。
>ランスタッドはこちら
3位:リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイキャリア向け転職エージェントであり、海外転職志望者に非常におすすめです。
年収800万円以上の求人紹介がメインとなっており、年収の高い管理職案件の仕事が豊富にあります。
一般職で海外転職するよりも良い条件で転職できる確率がアップします。
>リクルートダイレクトスカウトはこちら
4位:JACリクルートメント
海外転職にはJACリクルートメントがおすすめです。
JACリクルートメントはロンドンでスタートした日系の転職エージェントです。
JACリクルートメントの強みとしては、30代から50代の転職支援に強いという点です。
非常に海外とのパイプが強いだけではなく国内大手企業の海外現地就職求人も非常に強くおすすめの転職エージェントですね。
>JACリクルートメントはこちら
5位:ビズリーチ
ハイキャリアで外資系企業に転職したい方はぜひビズリーチを活用してみましょう。
ビズリーチはハイクラス向けの転職エージェントとなっているためです。
ビズリーチの特徴としては年収の高い人以外は登録できないサイトとなっている点と、会員登録が有料となっている点です。
自信のある人が登録しており、スカウト側も待遇の良い求人を用意する傾向にあります。
海外勤務の求人案件のスカウトなども期待できるので、ぜひ登録してみましょう。
>ビズリーチはこちら
【裏技】海外転職を確実に成功させるための近道
転職エージェントを活用しての海外転職も非常に近道ではありますが、実は海外に赴任する楽な方法があります。
筆者はこれまで、
「海外現地法人で就職したい!」
という方の面接を行ってきましたが、人事である筆者が知らない間に採用されている社員がいました。
どのような転職活動をされていたかというと次の2つの方法です。
- 通訳の仕事を選ぶと転職成功率は跳ね上がる
- 現地で選考を受ける
それぞれについて解説します。
通訳の仕事を選ぶと転職成功率は跳ね上がる
本社の人事の知らない間に海外現地にいる日本人の方が勝手に採用されているパターンとして、通訳の仕事があります。
例えば、日本法人が海外現地で工場を立ち上げたとしましょう。
その場合、日本語が通じない現地の方を大量に雇用することになり、翻訳が必須になるためです。
もし海外で日本法人が工場を立ち上げていたら翻訳の仕事が無いか尋ねてみましょう。
なかなか通訳を出来る人が現地にいないという事情から採用される確率が跳ね上がります。
現地で選考を受ける
海外で働くことだけに純粋にこだわるのであれば、日本の海外現地法人の面接に直接申し込みましょう。
海外の現地法人の社長の方が国内の人事部長よりも権力が圧倒的に強いというパターンが多いためです。
筆者が人事を経験した4社のうち2社は海外現地法人を持つグローバル企業でした。
そこでは、下手をすると社長よりも発言力を持つ海外支社長がいました。
海外現地で選考を受けて支社長が採用決済にハンコを押してしまえば、
「もう人事部長すら文句は言えない」
と言う状況になりますので、ぜひこの手を試してみてください。
海外転職でトラブルになりやすいポイントは労働契約
海外転職で最もトラブルが起こりやすいのは就業にあたっての労働契約でしょう。
海外では契約書で交わした文言が全てとなっているためです。
日本企業の場合でも労働契約書を企業と交わすことは非常に重要です。
しかし、大前提として日本の労働法は労働者有利に出来ており無茶なことはできません。
ですが海外は完全なる契約社会であり、契約書に書かれている内容を精査しないと、
「給料が違う」
といった問題が起こっても
「あなたは契約書に自筆でサインしてるじゃないですか。契約書を読んでいない方が悪いんですよ。」
と言われてそれでお終いです。
必ず契約書は原文のまま一度読み、さらに日本語翻訳してもう一度読みチェックするようにしましょう。
日本の労働契約のように甘く見ていると本当に救われない事態になります。
海外現地で自分で就職する場合にやっておきたいこと
海外現地で自分で就職する場合にやっておきたいこととして、以下の3つのことがあります。
- 就労ビザの申請
- ワクチン接種
- 雇用契約書の入念なチェック
それぞれについて解説します。
就労ビザの申請
海外で就職するには、海外で就労ビザを申請しておく必要性があります。
また、国にもよりますが最低でも大卒でないと就労ビザが下りない国が大多数です。
基本的に外国人が海外で雇用されるためには、現地の人よりも優れているという証明が必要なためです。
日本よりも海外の方が学歴社会であり、現地の仕事でも大卒でないと出来ないというケースも多々あります。
就労ビザの申請は早めに目処をつけておきましょう。
ワクチン接種
海外に就職したいと考えた場合には、必ず国ごとに求められているワクチンを接種する必要性があります。
日本のように衛生環境が良い国ばかりではないためです。
日本ではもう流行っていないような病気も海外では流行している可能性があります。
また、現地の水などはすぐに飲まない方がよいでしょう。
筆者は海外駐在員を海外支社に送ったことがありましたが、水でお腹を壊してしまう社員がたくさんいました。
出来れば日本から少しは飲料を持っておくようにしましょう。
また、お米・味噌・醤油などもあれば良いですね。
日本食が恋しくなって辛い思いをする海外勤務の方はたくさんいます。
雇用契約書の入念なチェック
雇用契約書の入念なチェックは必ず行うようにしましょう。
特に海外にある日本の支社に就職する場合のケース以外では絶対に必要な作業となっているためです。
自分の身一つで海外企業と契約を結ぶ場合には必ず、
- 契約書を現地語で読む
- 日本語で解釈する
認識とずれがないかチェックしておきましょう
後で自分にとって不利な雇用契約書だったとしてもあなたがサインをしてしまえば全て有効となってしまいます。
まとめ
今回は、海外の転職エージェントについて解説しました。
海外転職をとにかくしたいという方には以下の転職エージェントがおすすめです。
- 1位:リクルートエージェント
- 2位:doda
- 3位:パソナキャリア
またキャリアアップを狙っている場合には以下の転職エージェントがおすすめです。
- 1位:エンワールドジャパン
- 2位:ランスタッド
- 3位:リクルートダイレクトスカウト
- 4位:JACリクルートメント
- 5位:ビズリーチ
注意点としては、
- これまですでに海外勤務経験がある方はハイキャリア向けの転職エージェントを活用する
- これから海外勤務に挑戦したい方はとにかく海外勤務できる求人をそろえている一般的な大手転職エージェントを活用する
ことです。
特に海外転職したい方は本文中にある海外現地の日本法人で面接を受けてしまう方法もおすすめです。
日本では採用ハードルが厳しいこともありますが、海外の現地で面接を受ける方式であれば内定が取りやすいです。
自分にマッチした方法で海外転職を実現するようにしましょう。
特に本文の中でも説明した転職エージェントの中でもJACリクルートメントは外資系企業にとどまらず国内企業で海外展開している企業の求人紹介もしておりおすすめです。
外資系の転職エージェント選びで悩んでいる方は、ぜひ活用してみてくださいね。
よくある質問と回答
海外転職に強い転職エージェントは?
海外転職に強い転職エージェントは2通りあります。
とにかく海外で働くことが目的であればリクルートエージェントがおすすめです。
海外でキャリアアップをしたい方であればエンワールドジャパンがおすすめです。
海外転職を成功させるコツは?
海外転職を成功させるコツとして以下があります。
- 通訳の仕事を選ぶ
- 現地で選考を受ける
これらのコツを押さえられれば成功率が一気に上がります。
ただし、現地で通用するような英語力が必要になりますので注意しましょう。