会社が合わない原因とは?ストレスをなくす対処法を人事が解説

会社が合わない原因とは?
会社が合わない主な原因のまとめ
  • 社風が合わない(社長と合わない)
  • 上司と合わない
  • 人間関係が合わない
  • 評価されない
  • 給料が安い
  • 苦手意識の強い仕事をしている
  • 仕事内容に興味がない
  • キャリア構築が望めない・将来のイメージが持てない

筆者は10年ほど人事を経験し「仕事が合わない」と悩んでいる社員の相談に乗ってきました。

会社が合わないと感じる人は、

  • 会社と価値観が違うため共感しづらい
  • 自分の居場所を感じにくい

と会社生活に違和感を感じならが過ごすことになります。

そのため前向きに仕事をするためには社内異動や転職により環境を変えることがおすすめとなります。

ただし、会社とどこが合わないかを明確にしてください。

そうしなければ異動先や転職先でも「合わない・・・」と感じ再度の異動や再転職につながります。

この記事では会社が合わないと感じる原因や対処法を紹介しています。

楽しく仕事をするためにもぜひ最後まで一読することをおすすめします。

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会社が合わないと感じる原因8選

会社が合わないと感じる原因

「会社が合わずに仕事が辛い。なぜストレスを感じてしまうのだろうか」と気になりませんか。

会社が合わずに辛いと感じる原因として、以下のものがあります。

  • 社風が合わない(社長と合わない)
  • 上司と合わない
  • 人間関係が合わない
  • 評価されない
  • 給料が安い
  • 苦手意識の強い仕事をしている
  • 仕事内容に興味がない
  • キャリア構築が望めない・将来のイメージが持てない

それぞれについて解説します。

社風が合わない(社長と合わない)

「社風が合わない」

「社長を筆頭とした経営陣と考え方が合わない」

などは会社との価値観がズレ、会社が合わない大きな理由となります。

価値観がズレている場合、仕事の方針に共感できないことが多々あり、常に懐疑的な状態で仕事に取り組むこととなります。

上司や同僚と議論しても価値観がズレいるあなたがトラブルメーカーに映ることになります。

こればかりは早く転職することをおすすめします。

上司と合わない

上司と合わないことが仕事と合わないというケースがあります。

上司との相性はサラリーマンにとって永遠のテーマです。

なぜなら、転職先でも似たような問題が起こる可能性があるためです。

上司だけが問題の場合は

  • 様子を見る
  • 社内異動をする

の2つの手段を検討してみましょう。

一見、「様子をみる」は問題の先送りに感じるかもしれませんが問題のある上司は気づいたらいなくなることが多くあります。

あなたと同様に問題視をしている方が多くいるためです。

ただ、なかなか上司がいなくならない場合は社内異動を検討してみましょう。

転職をするよりも社内異動をする方がリスクは低く、他の部署の上司の人柄も理解できているためいまより悪い部署で仕事をするリスクを減らすことができます。

転職も手段しては「あり」ですが、転職先の上司が良い人とは限りません。

運任せの要素が大きいためまずは、様子を見る&社内異動を検討してみましょう。

人間関係が合わない

人間関係が合わない場合も会社と合わないと感じるストレスになるでしょう。

特にギスギスした職場や仕事への理解のない上司など、悪い要素が重なると仕事効率を上げるどころの話ではなくなります。

しかし、人間関係の問題はどの会社に行っても付きまとう問題のため、自分自身で処世術を身に着けることも重要です。

周囲を過度に気にせず、自分自身が達成すべき仕事に集中するよう努力をしてみましょう。

人間関係は永続するものではなく、異動や退職、新規採用で刻一刻と変化していきます。

周囲からの評価を気にせず、ストレスのたまらないように人間関係をこなすようにしてみてください。

評価されない

評価されないという悩みは実は価値観のズレでもあります。

自分自身では評価されるような仕事をしているにも関わらず会社の評価基準では評価に値しないときに「評価されない」と悩むことになります。

もちろん評価が高くなければ給料査定や、出世に大きく響いていき将来を左右します。

どのような時に評価されやすいのかをまず見極めましょう。

そのときに、その評価基準が合わない場合は会社から離れることをおすすめします。

これは上述した「会社と価値感が合わない」といった状態で、長期に渡り苦しむためです。

ただし、まだ20代から30代で若いのに評価ばかり気にすることは避けましょう。

一つ知っていただきたい点としては年功序列の企業では若いだけで昇給が低いということです。

年功序列の企業で「評価=昇給」ではありません。

昇給しなくても幹部候補として見てもらっていることもありえます。

形式的には「成果主義」と言っていても実態は年功序列というケースは多くあるため在籍企業の評価制度を一度確認してみましょう。

給料が安い

給料が安い場合は、経営陣との給与水準に関する考え方が合わないということで長期に渡りモヤモヤと悩むことになります。

考えるほど疑心暗鬼になり、会社に拘束されている時間すら嫌になってくるでしょう。

給料が安いのには理由があります。

斜陽産業やビジネスモデルが悪い場合は利益がでづらい構図のため在籍していても報われることはないでしょう。

苦手意識の強い仕事をしている

苦手意識の強い仕事をしていると成果を出しづらく評価もされません。

それどころか、仕事についていくのも大変といった事態にもなりかねません。

人には確実に得意な領域と苦手な領域があります。

得意な領域で伸ばした方が短時間で成果が出やすく、よりハイレベルな仕事にも挑戦していくことになります。

一方で苦手な領域では時間をかけてもなかなか上手く進まずストレスを感じるでしょうし成果も出づらい状況となります。

もちろん、苦手なものから全て避けるわけにはいきませんが得意な領域の仕事が中心となるように仕事選びをしましょう。

労働環境が悪い

悪い 労働環境として

  • 残業をすることが当たり前の状態となっている
  • 職場にエアコンがない

などがあります。

これを放置する企業の場合、労働者が求める労働環境とずれ続け、会社と合わないと感じるようになります。

問題提起しても無視する経営者や問題を指摘しようとしない社員が多い場合は悪い労働環境が継続する可能性が高く、会社と合わないと感じやすいでしょう。

仕事内容に興味がない

仕事に興味がないというケースは深刻であり、いますぐ転職をした方が良いレベルの事態です。

なぜなら、仕事に興味がないまま続けると無気力となり、やがて惰性で仕事をすることになる可能性が高いためです。

仕事に興味が持てないならば、いますぐに興味を持てる仕事は何かを分析するようにしましょう。

定年が65歳に伸びたいま、何を一生の仕事にするかはとても大切です。

キャリア構築が望めない・将来のイメージが持てない

キャリア構築が望めない会社や将来のイメージが持てない会社の場合は、自分自身が長く在籍するイメージが持てず会社と合わないと感じることになります。

日本は年功序列と終身雇用文化が根強く、キャリア構築や将来イメージをそれほど持たなくても問題ありませんでした。

実際、筆者は10年ほど人事を経験してきましたが、キャリア構築は会社が行う人事異動ベースで決まってきた側面があることを知っています。

ですが現在では、終身雇用制度を廃止する企業が続出し、大手でも倒産する時代です。

キャリア計画や将来まで在籍しているイメージのない企業は長く働く会社じゃないと感じ転職することになるでしょう。

会社と価値観が合わない場合は長期的に苦しむ可能性がある

会社と価値観が合わないと、長期的に苦しむ上に、仕事の成果も上がらない可能性が高くなります。

なぜなら、嫌々仕事をやっていても良い成果は出せないためです。

価値観の合わない会社と社員の関係は、仲の悪い夫婦のようなものです。

価値観が違うため、全ての事象に対する捉え方や判断にズレがでます。

会社と価値観が合わないということは上司はもちろん、同僚や後輩の社員とも価値観が違ってくるのです。

その結果話が合いづらく息がつまるような思いをすることになります。

会社から信頼されないため常に仕事を勧めにくい状態で、結果も出ずらく信頼されない・・・と悪循環に陥ることもあります。

筆者は約10年の人事経験の中で会社と価値観が合わない社員は離職する傾向にあることを体感しております。

その経験をお伝えすると、どうしても会社と合わない場合は無理をして会社に在籍するよりも新しい環境に挑戦する方がいい考えています。

相談を受けた方たちにも実際にそうアドバイスをしていました。

ただし、このように勧めるのは若手社員の場合です。

若手の場合は転職先がすぐ見つかるため良いのですが年齢が高い社員は次の転職先が決まりづらいため在籍を続けるアドバイスをしています。

次は、会社と合わないときに大切な考え方について解説します。

会社と合わないのは自分が悪いわけではない。

相性の良い会社はきっとあります。

「会社と合わないのは自分に原因があるのかな」と思っている人も多いです。

しかし、会社と合わないことは、会社員だけに責任はないことが多いです。

上述した理由のように、会社と価値観が合わないだけであったり上司が問題だったり、自分の得意な領域の仕事がないという場合があります。

自分の努力では改善しづらい問題も多くあるのです。

このような場合は長く悩んだり変に努力するよりも転職も積極的に検討することがおすすめです。

実は日本には421万社も企業があります。

参考:最近の中小企業の景況について|中小企業庁

あなたに合う企業はきっとあります。

そのため相性が良い企業に出会うための努力をすることも大切です。

諦めずに会社探しをしてみましょう。

あなたに合った企業の探し方については後述しますのでぜひご覧ください

その前に会社を続けるかどうかを判断してみましょう。

会社が合わないときのストレスをなくす対処法

会社が合わないときの対処法は以下のようなものがあります。

  • 会社と価値観が合わない場合は転職がおすすめ
  • 所属部署だけ合わないなら異動がおすすめ
  • 20代・30代の若手は積極的に良い企業探しを始めよう

それぞれについて解説します。

会社と価値観が合わない場合は転職がおすすめ

会社と価値観が合わない場合は、転職をし、自分自身に合った会社を探すことが大切です。

上述したとおり、会社と価値観が合わない場合は、物事の捉え方やその後の判断が違ってきます。

例えば、スピードを再重視して仕事を進めた結果、些細な品質で文句を付けられたり同僚から仕事の進め方を問題視されまったく評価されないようなケースです。

会社の方針とあなたが合わない場合は、いつまでもあなたは問題児になる可能性を持っています。

非常に窮屈な働き方となるため転職することがおすすめです。

所属部署だけ合わないなら異動がおすすめ

もしも会社全体の社風と自分自身が合わないのではなく、所属部署が合わないだけなら転職よりも異動がおすすめです。

なぜなら、部署異動することで一気に問題解決するためです。

自分のいる部署が会社内でも「あの部署雰囲気悪いよなぁ」と言われているようなどんよりした雰囲気の部署なら異動で解決するようにしましょう。

人事異動すれば人間関係がリセットされ、違う会社に転職したような気分を味わうこともできます。

上司や部署が変わることによって驚くほど快適になる可能性があります。

20代・30代の若手は積極的に良い企業探しを始めよう

20代・30代の若手は積極的に良い企業探しを始めて、自分に合う会社を探しましょう。

貴重な若い時間を嫌な仕事に費やすのは本当にもったいないためです。

特に20代は仕事の吸収力が旺盛で、20代に培った経験でその後の仕事人生が変わると言っても過言ではありません。

少しでも自分が成長できる職場や納得して働ける職場に転職するようにしましょう。

嫌々仕事をしていると成長の機会を逃します。

取り戻すことは不可能です。

合わない会社で働き続けるデメリット

合わない会社で働き続けることで多くのデメリットを受ける可能性があります。

いずれも取り戻すことが難しいデメリットばかりです。

貴重な時間を失う

合わない会社で働くことは、意欲高く働きづらくなるでしょう。

多くの時間を費やす会社での仕事が有意義でなくなるということは限りある貴重な時間を失っているといっても過言ではないでしょう。

創意工夫しながら仕事している方は、大変な仕事であってもやりがいがあり、周囲もその努力を評価するでしょう。

また、多くの失敗と引き換えに成功も引き当て、より大きなチャレンジをして活躍していきます。

一方で意欲が低い場合は、会社での仕事はただの作業です。

仕事内容によっては大きなストレスを感じ、周囲からの評価もポジティブではないでしょう。

合わない会社での仕事は貴重な人生を失っていると言えます。

心身を崩すことがある

価値観が合わない会社では、上司や同僚といった人間関係も合わないでしょう。

なぜなら社風に共感できた方が集まり、共感できない人は去っていくためです。

合わない会社で働き続けた場合、会社の考え方や判断に対し都度ストレスを感じるだけでなく、あなたの発言や行動もネガティブに取られ心身ともにストレスを感じるでしょう。

人によっては心や体の体調を崩し、長期間に渡し不調と付き合っていくことになります。

脱出しづらくなる

合わない会社に我慢して在籍し続けると辞めるタイミングを失います。

転職はリスクある行動ですが、若いときほどリスク少なく有利です。

長く在籍することで転職市場における価値が低くなり転職しづらくなってしまう方も多くいます。

あなたに合った会社を見つけたいなら転職エージェントを利用しよう

あなたに合った会社を見つけたいなら転職エージェントを利用しよう

合わない職場に入らないためには、転職前から企業の内部情報を収集しましょう。

内部で働いている方にヒアリングができれば良いのですが、そのようなつながりは無いでしょうし、無数にある企業から選ぶのは非常に大変です。

そのため、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントは企業の採用担当者とコミュニケーションをとっており、離職率や経営者の雰囲気、社風などを把握しています。

筆者は採用担当者として転職エージェントの方と連絡を取り合っていましたが、次に紹介する転職エージェントは会社の内部事情を把握し、離職率や残業時間、社長の考え方をしっかりと入手されていました。

そのおすすめの転職エージェントは以下の4つです。

  • リクルートエージェント
  • マイナビAGENT
  • JACリクルートメント
  • ハタラクティブ

それぞれについて解説します。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの強みは業界№1の求人数です。

リクルートグループそのものが転職関係全般に強いのですが、合う会社に出会うためには面接を受ける数を増やす必要性があるためおすすめです。

求人数が多ければその分マッチングできる案件が増えるため、良い求人に出会える可能性があります。

最初の1社としてリクルートエージェントを活用してみましょう。

>リクルートエージェントはこちら

マイナビAGENT

マイナビAGENTは、メーカーに強い転職エージェントです。

筆者はメーカー人事でしたが、繁忙期以外は殺伐とした雰囲気になることもありません。

また、良くも悪くも横並びの人事制度を採用しておりノビノビとした仕事をすることが可能です。

メーカーは商品を販売する着実なビジネスモデルであるため経営が安定していることも特徴です。

会社の忙しい雰囲気に合わないと悩んでいる方はぜひマイナビAGENTに登録しましょう。

>マイナビAGENTはこちら

JACリクルートメント

JACリクルートメントは年収600万円以上で転職したい方に適した転職エージェントです。

ITエンジニアやコンサルタント、外資系や海外展開している大手企業を中心に求人紹介をしているため高収入を狙えます。

ただし、求人数が少ない傾向にあるため、リクルートエージェントとマイナビAGENTとの併用をおすすめします。

大手2社で応募求人数を確保しつつ、JACリクルートメントを併用し高収入狙いで転職活動をしてみましょう。

>JACリクルートメントはこちら

ハタラクティブ

ハタラクティブは、未経験者が登録することを前提にしている転職エージェントです。

職歴や履歴書に自身が無い方はハタラクティブの利用がおすすめです。

未経験者歓迎求人が中心のため、門前払いされるということがありません。

職種も多く若手に人気のIT業界も多くあります。

そのため未経験OKの仕事探しをしたい20代におすすめしたい転職エージェントです。

>ハタラクティブはこちら

まとめ

今回は、会社が合わない原因と対処法について解説しました。

会社に合わないと感じる原因として以下の理由があります。

  • 社風が合わない(社長と合わない)
  • 上司と合わない
  • 人間関係が合わない
  • 評価されない
  • 給料が安い
  • 苦手意識の強い仕事をしている
  • 仕事内容に興味がない
  • キャリア構築が望めない・将来のイメージが持てない

会社が合わないと感じる方は、転職または社内異動がおすすめです。

転職時には

  • リクルートエージェント
  • マイナビAGENT
  • JACリクルートメント
  • ハタラクティブ

の利用を検討してみましょう。

きっとあなたに合う企業が見つかるはずです。

まずは情報収集することから始めることが成功の鉄則です。

ぜひ行動しましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。