経理のおすすめ転職エージェント5選!採用担当が求人を選ぶポイントも解説
経理の転職で
「経理におすすめの転職エージェントはどこ?」
「大手の経理に強い転職エージェントを知りたい」
「経理のおすすめ求人はどうやってチェックするの?」
と気になりませんか?
筆者は10年ほど採用担当者を経験し、経理職の採用も多数経験してきました。
その経験をお伝えすると経理におすすめの転職エージェントは特化型の転職エージェントと大手転職エージェントとの併用をすることが成功のカギとなります
なぜなら経理のある管理部門は経営体力がある大手企業・優良企業に集中しています。
そのため、大手企業の求人を保有している大手転職エージェントも併用しないとなかなか優良な求人が見つからないためです。
さらに正しい求人選びも重要です。
最悪、不正な決算に手を貸すこととなります。
この記事では経理におすすめの転職エージェントの紹介とハズレのない求人選びも紹介します。
経理の転職に成功したい人は必ず最後までチェックしてください。
目次
経理のおすすめ転職エージェント5選
「経理に強いおすすめの転職エージェントはないのだろうか」と気になりませんか。
具体的には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- MSジャパン
- リクルートエージェント
- マイナビAGENT
- doda
- JACリクルートメント
それぞれについて解説します。
MSジャパン|経理などの管理部門特化型転職エージェント
MSジャパンは管理部門の求人のみを扱う管理部門特化型の転職エージェントであり、経理職の転職に非常におすすめです。
管理部門の求人以外を基本的に扱っていないため、登録した後にミスマッチが起こる可能性が非常に低いためです。
また、管理部門特有の採用事情にも非常に精通しており管理部門経験者かつ管理部門で転職を考えている方はまず登録してみると良いでしょう。
>MSジャパンはこちら
リクルートエージェント|東京在住の経理志望者におすすめ
リクルートエージェントは東京在住の経理志望者に非常におすすめの転職エージェントです。
特に東京方面であれば経理職を含めた管理部門求人が多く紹介される可能性があるためです。
筆者はかつて京都で管理部門職種で転職しようとした際に
「京都ではあまり管理部門の求人がなくて紹介する求人が少ないです。営業職求人なら紹介できますよ。」
と言われて辞退したことがあります。
担当者からは「東京ならたくさん管理部門の求人がありますよ。」
と案内されたため、東京などの首都圏であれば非常におすすめできる転職エージェントです。
>リクルートエージェントはこちら
マイナビAGENT|メーカーの経理求人が多い
マイナビAGENTも経理におすすめの転職エージェントです。
特にマイナビAGENTはメーカーの管理部門求人を多く取り揃えています。
知名度の高いメーカーや大手も利用しているため大手企業を狙いたい方は登録して相談することがおすすめです。
管理部門に特化した部門もあり、登録することで経理職の仕事を優先的に紹介してもらうことができます。
>マイナビAGENTはこちら
doda|関西の経理志望者におすすめ
dodaは関西では非常に企業に信頼されている転職エージェントであり、関西で経理の仕事を探したいという方には非常に向いています。
知名度が高いため、利用企業にも大手が多くおすすめです。
実際、筆者が関西資本の大企業で採用担当者をしていたとき、dodaで経理職・監査職の管理部門の方の採用をしていました。
>dodaはこちら
JACリクルートメント|実は経理求人が豊富
外資系企業の求人イメージが強いJACリクルートメントですが、実は経理の求人が非常に充実しています。
筆者もかつてJACリクルートメントで転職活動をしたことがありましたが管理部門求人が非常にたくさん紹介された経験があるためおすすめできます。
経理職の求人紹介もあり、未経験からでも挑戦できる経理職求人がありました。
>JACリクルートメントはこちら
採用担当が教える経理の採用基準
筆者は採用担当として経理の採用にも携わった経験があります。
経理に転職するならどんな採用基準で見られているか知っておくと、選考対策をしやすくなります。
実際に以下のような採用基準をもとに選考を行っていました。
- 口が堅く誠実かどうか
- 論理的で数字に細かいか
- 経理の経験もしくは日商簿記2級以上持っているか
順に解説していきます。
口が堅く誠実かどうか
経理の採用基準として、口が堅く誠実な人かどうかは重要なポイントです。
経理とは会社のお金の流れを管理する仕事なため、口外してはならない情報を握ることになります。
そのため、誠実であり会社の情報を外部に漏らさないような人材を採用する必要があります。
万が一裏切られるようなことがあれば、会社の経営に大きく関わる問題となりますので、採用側も慎重に見極めているのです。
そのため、面接では楽観的すぎたり、ずる賢い素振りを見せたりすると信用できるかという面でマイナスとなる可能性があります。
誠実な態度で面接に臨むことが高評価につながりやすいです。
几帳面で数字に細かいか
論理的で数字に細かいかどうかも、採用担当は重要視しています。
経理で仕事をする以上、数字とは必ず向き合うことになります。
そのため、几帳面で数字を細かく記録できる人が重宝されるのです。
また、経理の仕事はルーチンワークになりがちなため、毎日決まった作業を黙々とできるかどうかも重要なポイントです。
経理の経験もしくは日商簿記2級以上持っているか
他の職種でも言えることではありますが、やはり経理経験者は採用において有利になりやすいです。
特に中小企業やベンチャー企業となると経理の業務で困ったときに質問できる経理経験者がいない場合があります。
そうなると完全未経験者での採用が難しくなり、経理の経験が豊富な方を採用する傾向が強いです。
未経験で経理に転職するなら大手企業が、研修制度もしっかりしておりおすすめとなります。
また、未経験で経理を採用する場合、日商簿記2級以上を持っているかどうかで評価が大きく変わります。
日商簿記2級を持ってるということは、会計に関する基礎知識があるといった裏付けになるためです。
特に製造業やメーカーの場合、工業簿記の知識が必要となりやすく、工業簿記の知識を示せるのが日商簿記2級からです。
コラム:コミュニケーション能力はそこまで求められない
経理の採用においてコミュニケーション能力はそこまで求められません。
もちろん経営者や企業の関係者に会社の状況を報告する場面はありますので、必要最低限のコミュニケーション能力は必要となります。
ただし、ほとんどの業務が黙々とこなすルーチンワークとなりますので、多少誰かと話すのが苦手であってもこなしていくことができます。
それよりも、日々の業務を誠実にこなしていけるかどうかのほうが重要な要素となるでしょう。
経理の転職に役立つのは転職エージェントか転職サイトどちら?
経理は転職エージェントと転職サイトを比較するのであれば、間違いなく転職エージェントを利用する方をおすすめします。
経理の場合、転職エージェントを利用した方が内定率がアップするためです。
なぜなら経理職は採用予定人数が少なく転職エージェントの方が採用経費を抑えられます。
転職サイトは採用に成功しても失敗しても広告費が最低50万円程度はかかり、採用できるまで無限に経費がかかります。
転職エージェントであれば転職成功時に年収の35%を支払えば良いのでそれ以上の追加コストがありません。
また、採用コストの面だけではなく転職エージェントは採用担当者の要求するスペックを事前に理解して書類選考を少しだけ手伝ってくれるため、時間削減としても重宝している側面があります。
以上のことから経理の転職では求人掲載がされている転職サイトを利用するのではなく、転職エージェント経由で応募するようにしましょう。
さらに、経理職の求人紹介に強い転職エージェントを利用することで、あなたに合ったポジションの求人も見つかりやすく、内定率も大幅にアップしますよ。
参考:経理の転職をエージェントに頼むメリット・デメリット|管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan
次は、経理の求人選びでチェックすべきポイントについて解説します。
経理の求人選びでチェックすべき5つのポイント
転職にはリスクが付き物です。
失敗の確率を減らすためにも求人をしっかりとチェックしましょう。
経理の求人選びでチェックすべきポイントとして、以下の5つがあります。
- ポイント1:企業規模をチェック
- ポイント2:過去に粉飾決算等でニュースになったことがないかチェック
- ポイント3:経理担当者の人数をチェック
- ポイント4:上司はプロパー(新卒)かどうか確認すべき
- ポイント5:スキルアップできるかどうかをチェック
それぞれについて解説します。
ポイント1:企業規模をチェック
経理職で転職するときは必ず企業規模をチェックするようにしましょう。
企業規模によって給料が決まってくるためです。
経理職を筆頭に管理部門は利益を生まない部門なので、企業規模として正社員500名を切っているような企業だと給料が極端に低くなる可能性があります。
給与面を重視する方は必ず企業規模をチェックするようにしましょう。
ポイント2:過去に粉飾決算等でニュースになったことがないかチェック
応募する企業が過去に粉飾決算等でニュースになったことがないかどうかは必ずチェックするようにしましょう。
不正な経理をすることを強いられる可能性があるためです。
特に粉飾決算などをしていた会社で経理などをすると、もう転職できなくなる可能性もあります。
会社や会社の経営者に前科がないかどうかは必ずチェックするようにしましょう。
ポイント3:経理担当者の人数をチェック
経理担当者の人数を入社前に必ずチェックするようにしましょう。
理由として、経理担当者の人数が少なすぎると仕事の負担が大きいためです。
正社員が何万人もいるのに経理担当者がたった数人といった企業は避けるようにしましょう。
ポイント4:上司はプロパー(新卒)かどうか確認すべき
経理部門の上司がプロパー(新卒)かどうかは絶対に確認するようにしましょう。
もし上司が新卒入社組ではなく銀行からの出向組であるケースでは、出世することが絶望的なためです。
大手・中小企業を問わず経理部の部長職は銀行出向組がいるというケースがあります。
なぜいかというと、銀行出向組を受け入れることで企業にとっては銀行からの融資が有利になるためです。
ですが、銀行から出向してきた方はモチベーションが低い傾向で成長しづらい傾向にあります。
経理部門の上司が銀行の出向者となっている企業は避けるようにしましょう。
ポイント5:スキルアップできるかどうかをチェック
スキルアップできる仕事内容かどうかは必ずチェックするようにしましょう。
ずっと仕訳ばかりやらされるならばスキルアップしようがないためです。
スキルアップできない環境ではたらいた場合、再転職が難しくなりリストラにおびえて会社にしがみつくような働き方となってしまいます。
そうならないように必ず財務や税務などの難しい仕事に挑戦させてもらえるのかは聞いておくようにしましょう。
「経理以外の仕事も考えているけれど、どうすればいいのかな」と気になりませんか。
次は、経理から異職種に仕事をする方法について解説します。
経理以外の仕事も視野にいれるならビズリーチでオファーをもらおう
経理以外の仕事も視野に入れるならビズリーチでオファーをもらうようにしましょう。
ビズリーチは完全にスカウト待ちの転職サイトですが、意外なオファーがたくさん来る傾向にあるためです。
経理から営業職など他の職種へのお誘いがある可能性もあるので、必ず登録しておくようにしましょう。
求人掲載していない企業からオファーをもらうことも多々発生するでしょう。
>ビズリーチはこちら
ところで「経理に未経験から転職するためにはどうすればいいの」と気になりませんか。
最後に、経理に未経験で転職する方法について解説します。
まとめ
今回は、経理転職に必須の転職エージェントについて解説しました。
特に本文中で紹介した以下の5つの転職エージェントは経理職求人があるためおすすめです。
- MSジャパン
- リクルートエージェント
- マイナビAGENT
- doda
- JACリクルートメント
各転職エージェントが経理職求人を豊富に取り扱っています。
また、経理職転職では会社の規模や会社の経歴に注意するようにしましょう。
うまく転職エージェントを活用し、経理職での転職を成功させるようにしましょう。