ニート・引きこもりの悲惨な末路とは?年代別に回避する方法を解説

ニート・引きこもりの末路は本当に悲惨なのか。

悲しい末路と言われているのは以下の4つです。

  • 引きこもりのまま世間から孤立してしまう
  • 働く意欲がなくなり、やりがいや希望が見つけられなくなる
  • 高齢ニートになって捨てられる
  • 最悪の場合餓死や孤独死もあり得る

ただし、20代と30代の方ならニートから社会復帰することは可能であり、諦める必要は全くありません。

この記事ではニートの悲惨な末路と、それを回避する具体的な対策を年代別に紹介します。

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目次

ニート・引きこもりの悲しい末路とは?最悪のケース4つを紹介

ニートの末路にはこれから紹介する4つの最悪なケースがあります。

なぜならニートのまま年齢を重ねて続けてしまうと金銭面や生活面で頼れる存在が次第にいなくなり、社会から孤立して最悪の場合ホームレスになってしまう可能性もあるためです。

内閣府の調べでは、令和3年時点の39歳までの若年無業者、いわゆるニートは全国で75万人いるとわかっています。

https://www.shigoto-web.co.jp/tensyoku/archives/neet-matsuro/

引用:令和4年版 子供・若者白書|内閣府

色々なきっかけでニートになってしまったのでしょうが、75万人全ての人が最悪の末路をたどるわけではありません。

少し厳しい話になりますが、この章ではニートでい続けることで最終的にどのような悲しい末路を辿るのか、4つのケースを紹介します。

末路1:引きこもりのまま世間から孤立してしまう

ニートの末路として、引きこもりのまま世間から孤立してしまうということがあります。

既に長い期間で引きこもりを続けているという方も多いですが、社会と関わる機会がないと世間から完全に孤立してしまいます。

一人で生活ができるなど自立している方は問題ありませんが、ニートの末路として親以外の第三者と接触がない生活を続けいくと誰にも頼ることができなくなります。

人は誰でも生活していく中で、生きるための居場所が必要となります。

ボランティア活動に参加するなど、なるべく家族以外の第三者との交流を持つことからはじめてください。

家族以外の人と関わりを持つことで、精神的な孤独が和らぎます。

末路2:働く意欲がなくなり、やりがいや希望が見つけられなくなる

ニートの末路には、仕事をする意欲がなくなることでやりがいや未来への希望が見出せなくなることがあります。

ニートになって日が浅いうちは、いつまでもニートでいるつもりではないと考えている方が多いですが、同じ生活が長く続くことで慣れてしまい危機感が薄れていきます。

その結果いつの間にか年齢だけ重ねてしまい、ふと気づくと将来の展望が見えず絶望してしまうことになるのです。

このままではいけないとわかっているからこそ、現状が憂鬱で毎日暗い気持ちで生活することになります。

長引くニート生活はやりがいや希望を失い、日々を鬱々と暮らすことになるのも末路のひとつと言えるでしょう。

末路3:高齢ニートになって捨てられる

ニートの末路として言えるのは、親が定年を迎えたタイミングで見離されることがあります。

親に生活費を援助してもらうことで生きていける若い頃はまだ良いです。

ですが時間というものは残酷で、親もいつかは定年を迎えます。

親からの莫大な資産や貯金があり、「貯金で一生生活が困らない」という人は構いませんが、多くの方が親の定年をきっかけにニートから社会復帰をします。

40代になっても親の年金で生活していることは避けてください。

20代30代ニートの方も、 親が病気やケガで働けなくなったり、親の会社が倒産・解雇された場合はすぐに自分で生活をしていかなければなりません。

「親がいなくなった時、自分はどう生活していくのか」という問題からは目を背けることはできないと言えます。

高齢ニートになって捨てられる前に、自立できるように今から準備をしてください。

末路4:最悪の場合餓死や孤独死もあり得る

ニートの末路として経済的支援が受けられなくなった場合、餓死や孤独死の可能性もあります。

経済的困窮者となれば生活保護を受けることも可能ですが、市町村により受給できる条件があるので、受給するためにはその条件を満たすこと が必要です。

また資金援助がなくなり家賃支払いを滞納して住まいを追い出されるケースもあります。

親の持ち家であったとしても固定資産税の支払いが滞納してしまえば手放さなければいけません。

このような悲しいニートの末路は、行動を起こすことで変えることができます。

あなたの人生はあなたのものです。

ニートの第一歩は今から始めても遅くありません。

悲惨なニートの末路を回避する方法とは

ニートの悲惨な末路を回避する方法は、「働くこと」です。

筆者は採用担当者として、失敗を恐れずに社会復帰をしている元ニートの方を何度も見てきました。

確かにニートの就職活動は容易ではありませんが、前述したような悲惨な末路をたどる人ばかりではないことは間違いありません。

ニートの就活を成功させるためにまず押さえておくべきポイントとして、以下の質問に対してはっきりと答えることができるようにしておくことです。

  • なぜニートになってしまったか
  • 空白期間の間になにをしていたか
  • 深く自己分析を行い、見出した自己アピール

採用担当者は必ずと言っていいほど、面接で上記のような質問をします。

ニートとして過ごしてきたこれまで自分を振り返り今後にどう生かすことができるかが、内定を勝ち取りニートの末路を回避するための方法と言えます。

また、年代によってニートの悲惨な末路の回避方法は若干変わりますので、次の章で具体的に紹介していきます。

20代ニートは未経験でも若さゆえに一番就職しやすい

20代は将来性さえ見えれば採用

ニートの末路だなんだといっても、20代はなんとか正社員になることができます。

むしろ、一番就職しやすい時期だといっても差し支えありません。

学歴を問わず、20代のニートを採用したい企業は多数あります。

しかしこれ以上年齢が進んでいけば、どんどん内定を取るのが難しくなっていきます。

20代のうちにニート脱出を狙いましょう!

正直、20代であれば80%以上の確率で正社員になれる方法があります。

20代ニートは将来性を見込まれて採用されやすい

20代に関して言えば、将来性さえ見えれば採用しやすいといえます。

理由としては、20代であれば定年まで30年以上、勤務できる時間が残されているためです。

足りないスキルなどは若いので覚えていってもらえばよいですし、深刻にならずに面接を受けるようにしてください。

ぜひ「ニートから脱出する方法!抜け出せない原因も紹介」も参考にして、ニート脱出を目指しましょう!

30代ニートはマナーと身だしなみがポイント!清潔感のある印象を与えよう

30代編:マナーと身だしなみさえなんとかなっていれば採用できる

「20代は大丈夫なことが分かったけど、30代はどうなってしまうの」と不安ですよね。

少し焦る必要はありますが、それでもまだ30代であれば正社員として採用される可能性はあります。

ポイントは身だしなみとマナーです。

30代になると急に身だしなみに気をつかわなくなるニートの方が増えます。

清潔感も大切な評価ポイントなので、気をつけるようにしてください。

30代ニートの方が気を付けたい身だしなみとマナーのポイントについては記事後半の

就職が厳しいニートの特徴:30代編」こちらで詳しく紹介しています。

30代半ばまでなら正社員採用される可能性はある

30代半ばである34歳くらいまでなら正社員になれる可能性はあります。

ニート・フリーター向けの就職支援サービスが34歳まで対応しているためです。

それ以降の年齢になると利用できないサービスも増えていきます。

30代の方の正しい就活法について詳しく知りたい方は「30代ニートの就職方法は?社会復帰するには就職支援サービスの活用が必須」も読んでみて下さい。

30代でも期間工なら採用されやすい

面接で空白期間を聞かれるのが嫌だ、ニートの経歴に触れられたくない、という場合には、期間工に応募するという方法があります。

期間工は基本的に経歴に傷のある方でも、問題なく採用されます。

期間工は契約社員であるため正社員ではありません。

しかし、トヨタやホンダなどの大手メーカーの直雇用となり給料も高く、社会復帰の第一歩としておすすめできます。

40代・50代・60代ニートは契約社員で5年勤務して無期契約社員を狙う

40代・50代・60代編

名古屋市の調査では引きこもりの80%以上が40代以上となっており、悩まれている方は多くいます。

さらに40代・50代・60代のニートの方は、親の介護による離職や自分自身の健康問題があり様々な要因がニートに至らしめているでしょう。

一方で年齢が上がるほど内定が出づらくニートから脱出するのは難しくなります。

実は私は採用担当者を上場大手からベンチャー企業4社で10年ほど経験していますが、40代以降のニートの方を正社員面接の場では見たことがありません。

基本的に採用するのは30代までであり、40代・50代・60代の高齢ニートの方は末路は見たことがないため分かりません。

ただし、契約社員としての採用であれば見たことがあります。

契約社員であれば、40代でも採用されるといえます。

ニートから契約社員で5年勤務して無期契約社員を狙う方法もある

契約社員で5年勤務して無期契約社員を狙おう

労働契約法が改正され、同じ事業所(会社)で5年連続契約更新された場合には、その会社の定年退職の年齢(多くの会社では現在65歳)まで雇用されるという法律ができました。

正式名称を無期社員制度といいます。

参考:無期転換ルールハンドブック ~無期転換ルールの円滑な運用のために~|厚生労働省

40代以降で安定した就業をしたいと考えた場合には、無期社員制度を狙って契約社員として企業に入社することが良いといえます。

契約社員は任せられる仕事が正社員よりも比較的、簡単なため、採用されやすいでしょう。

契約社員の採用条件としては、仕事にきちんと出てこれるかどうか、清潔感はあるのかどうかといった比較的、採用されやすい基準となります。

身なりを整えて、仕事に毎日来ることができると認められれば採用されやすいといえます。

採用基準1:真面目に勤務できるか

真面目に毎日、会社に来ることができるかどうかを面接で確認されます。

基本的には、欠勤なく、仕事をこなせればよいため、これまでの人生経験の中でも真面目に何かを打ち込んだエピソードを話せれば合格できる確率は高くなります。

勤怠は最重要視されるため、学生時代の皆勤賞でも何でもよいのでアピールできる材料を探すようにしてください。

採用基準2:清潔感はあるか

清潔感があるかどうかは必ずチェックされます。

契約社員は派遣社員とは異なり、会社の直接雇用の従業員となるためです。

会社の従業員として恥ずかしくない格好をしなくてはならないため、清潔感がないと採用されにくくなります。

面接前に散髪に行くなどして、しっかりと身だしなみを整えるようにしましょう。

採用基準3:業務に耐えうる体力はあるか

業務に耐えうる体力があるかどうかは契約社員の場合には最も重視される点です。

特に工場などで契約社員として働く場合には、普段から体力づくりを心掛けるなどして、面接で体力には自信があると伝えられるようにしましょう。

事務系であっても仕事に耐えられる体力があることは最低条件なので、必ず体力を鍛えるようにしておきましょう。

採用担当者から見た採用されない人の特徴についてはこちらの記事「ニートは社会復帰できない?方法と相談しやすい支援サービスを紹介」をチェックしてみてください。

つぎは採用担当者として感じた、就職が厳しいニートの特徴と8つの事例について紹介します。

末路の回避が厳しいニートの特徴を9つの事例をもとに紹介

採用担当者として末路を回避して正社員になることがと厳しいと感じたニートの特徴について紹介します。

筆者が面接の場で「これでは内定を出すのは、かなり難しいな」と感じたことは多々あります。

全員ではありませんが、ニートの方の面接態度として他責思考が強すぎる人が多いと感じることがありました。

また、以下のように年代によっても採用のされやすさは大幅に変化するといえます。

ここでは採用担当者である筆者が見た、就職が厳しいニートの特徴について解説します。

以下のようなニートは採用することが難しいといえます。読んでみて心当たりのある方は、改善して就活に取り組みましょう!

  • すべてを他責にしている
  • ドタキャンが2回続く
  • とりあえず就職したいだけで都合がいい
  • アーティスト気取りで自分中心
  • 職業訓練校の印鑑だけをもらいにくる
  • 目を合わさない
  • 清潔感がない・太りすぎなど身だしなみに問題がある
  • しゃべれない

それぞれについて解説します。

特徴1:すべてを他責にしている

面接の場で、「親がちゃんと育ててくれなかった」「学校が就職指導をしてくれなかったからニートになった」など、愕然としてしまうような理由を述べるニートの方がいます。

社会人に求められているのは、すべて自分で責任をとって仕事を完遂させることです。

採用基準がそうなっているにも関わらず、他責思考に染まっていては内定が出せません。

ニートになってしまったことも含めて、すべて自己責任であるという強い意思表示が必要です。

面接でうまく答える自信がない方は、就職支援サービスのアドバイスを受けると他責にならない答え方も教えてもらえますよ。

特徴2:ドタキャンが2回続く

面接をドタキャンする方が多くいます。

1回目は事情もあるため配慮しますが、2回連続でドタキャンするニートの方はもう信用がありません。

このような場合は面接することなく、採用選考に落とします。

せっかく正社員500名規模の企業の正社員になれる可能性のある面接をフイにするパターンです。

特徴3:とりあえず就職したいだけで都合がいい

「とりあえず就職したいだけで何がしたいのか分からない」という都合の良いニートの方も多くいます。

志望動機を聞いても、自己PRを聞いても、何がしたいのが全く伝わってきません。

「うちの会社に入ってしたいことはありませんか」と聞いても「とりあえず働ければどこでもいいです」とだけ終始答えるだけの面接で終わってしまいます。

会社に貢献するから正社員採用するのであって、はじめからぶら下がるような方は採用できません。一次面接や書類選考で確実に落ちています。

自分が何がしたいかわからないという人は、ニートの方に限らずたくさんいます。

そういう人のための自己分析をしてくれる就職支援サービスを利用する人が増えています。

特徴4:アーティスト気取りで自分中心

「何回か作品を提出して、賞をとったことがあるんですよ。すごいでしょ」と印刷会社のオペレーター職に応募してきたニートの方がいました。

賞をとったといっても、それで食べていくという覚悟はないらしく、結局就職することにしたそうです。

面接中も終始、絵についての自慢話が中心であり、なぜ印刷会社のオペレーター職を受けに来たのかも分かりませんでした。

末路として、一次面接で落ちることになりました。

特徴5:職業訓練校の印鑑だけをもらいにくる

職業訓練校に通っており、面接に行った日は、訓練校を公に休むことが出来るという制度があります。

特段、悪いことではありませんが、いきなり面接開始前から職業訓練校を休むために必要な書類に印鑑を求めることは避けるようにしましょう。

出来れば面接の終わりのタイミングで、面接官に書類を渡して印鑑を押してもらうようにしましょう。

「雇用保険の失業給付目的なのかな」と勘違いされてしまうことがあります。

特徴6:目を合わさない

面接をしている最中に、話している面接官に目を合わせない方がいます。

ずっとにらみつけるように見る必要性はありませんが、せめて質問時や回答中は面接官の目を見て話すようにしてください。

実際に会社に入ってからもそんな態度で上司と仕事をするのかな、と不安になって採用されにくくなります。

人の目を見て話すことに抵抗がある方は就職支援サービスの面接指導を受けて、練習するのもひとつの手です。

特徴7:清潔感がない・太りすぎなど身だしなみに問題がある

髪の毛がボサボサであったり、フケだらけだったり、清潔感のない髪型で面接に来ることは絶対にNGです。

出来るだけ清潔感のある髪型で面接までに散髪屋さんで髪の毛を切るようにしてください。

1,000円カットでも構いませんので、とにかく面接までに髪の毛を整えることは忘れないようにしてください。

特に目を隠すような髪型は避けましょう。自信がなく隠れたいように感じ、採用担当者に警戒されます。

また太りすぎているのは不健康に見えるのはもちろん、自己管理ができていないというイメージを与えてしまいます。

いますぐどうこう出来る問題ではありませんが、ニートをしている間、せっかく時間があるのだから、運動するようにしましょう。

運動することは健康にも良いですし、会社に入ってから仕事に必要な体力も養うことができます。

出来るだけ、太りすぎている状態は避けるようにしてください。

どちらも身だしなみに気を遣えてないという部分で、不利にはなりやすいでしょう。

特徴8:しゃべれない

ニートの方に多いのが、面接でしゃべれない方です。

質問をしてもおどおどして、何が言いたいのか分からない。

しっかりと話を出来ないと、面接に合格することは難しいといえます。

家族の方と普段から話をしっかりする時間を作るなど、コミュニケーションをする力を磨くようにしましょう。

【ニートから社会復帰する方法】

「ニートは社会復帰できない」と諦めていませんか?

確かに社会的風潮だけを見ればそう感じるかもしれません。

しかし実は、無料で利用できる「就職支援サービス」を使えば、ニートから80%以上の確率で社会復帰することができます。

しかも「正社員」という形で、です。

ニートから上手く就職・転職している人は就職支援サービスを使っています。

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ニートでもまだ間に合う?末路を回避するために今すぐ動こう

ニートの末路を回避したい場合はいますぐ行動することがおすすめです。

若いほど企業の採用ニーズが高く正社員になりやすいためです。

例え1日でも早く動くことでより就職活動やよりスムーズになります。

ニートの就活のコツは以下の2点です。

  • フリーターやニートでもOKな企業に応募すること
  • 未経験OKの求人に応募すること

ニートやフリーターの方を前提としている求人であれば、企業側からの内定率が高くなります。

また未経験OK求人に応募することで、比較的誰でも始めやすい仕事を見つけることができます。

どうしても働けないニートの方は生活保護を申請しよう

生活が困窮しており、精神的・身体的に働ける状況ではないというニートの方は生活保護を利用しましょう。

生活保護は、生活保護は生活が困窮している人を支援する国の制度であり困窮の程度に応じて必要な保護を行ってくれます。

申請後、調査を実施した上で条件を満たした場合に様々な扶助を受けることができます。

生活を営む上で生じる費用 扶助の種類 支給内容
日常生活に必要な費用
(食費・被服費・光熱費等)
生活扶助 基準額は、
(1)食費等の個人的費用
(2)光熱水費等の世帯共通費用を合算して算出。
特定の世帯には加算があります。(母子加算等)
アパート等の家賃 住宅扶助 定められた範囲内で実費を支給
義務教育を受けるために必要な学用品費 教育扶助 定められた基準額を支給
医療サービスの費用 医療扶助 費用は直接医療機関へ支払
(本人負担なし)
介護サービスの費用 介護扶助 費用は直接介護事業者へ支払
(本人負担なし)
出産費用 出産扶助 定められた範囲内で実費を支給
就労に必要な技能の修得等にかかる費用 生業扶助 定められた範囲内で実費を支給
葬祭費用 葬祭扶助 定められた範囲内で実費を支給

生活が困窮して命の危険を脅かされるほどの状況になる前に、申請しましょう。

ただし、生活保護は最後の手段としてまずはニートの末路を回避するよう努力することも大切です。

最後にニートの方からのよくある質問と回答について紹介します。

よくある質問と回答

ニートの方から実際に良く聞かれる質問について回答します。

ニートでも採用されますか?

もちろんです。

有効求人倍率の上昇に伴い、若手を中心に採用が活発になってきています。

そのため自分から行動していけばニートの方でも十分正社員になれる可能性があります。

就職支援サービスならニートでも正社員採用する企業を紹介してもらえます。

内定率もニートの方が単独で行うと34%なのに対し、就職支援サービスを利用すれば内定率は80%以上となります。

したい仕事や働きたい会社が見つかりません

よく聞く質問ですが、多くの方が自己分析不足の傾向にあります。

自分のことが分析しきれていないため何がしたいのか漠然としてしまうのです。

とは言っても「やりがい」や「楽しさは」は働いていくうちに見えてくることが多いです。

ですので、自己分析をしてもわからないなら、少しでも興味のある分野にどんどん応募し実際に働いてみましょう。

20代ニートの就職の難易度はどれくらいですか?

20代は一番就職しやすい時期だといっても差し支えありません。

就職は若ければ若いほどチャンスがあり、学歴問わず20代のニートを採用したい企業は多数あります。

20代なら未経験職歴なしでも将来性を見込んで採用される可能性があります。

ですが確実に就職を決めるためにはなるべく急いで就活を始めることがポイントです。

30代ニートの就職の難易度はどれくらいですか?

ニートの就職率は、20代やフリーターを合わせても全体で34.4%程度です。

30代となると何も対策せず就職活動をした場合、転職活動は人一倍苦労することになります。

しかし、内定率を飛躍的にアップさせる方法もありますので、安心してください。

女性ニートも就職可能ですか?

女性のニートの方も、就活するときのポイントを押さえれば就職できます。

女性なので正社員は諦めている、高卒で職歴がなく自信がないという方からの相談が筆者の元によく来ます。

ここでも大切になるのは自己分析です。

「なぜ働きたいのか」「どんなことを成し遂げたいのか」「どう成長したいのか」

といった積極性を面接菅に感じさせることが正社員就職にグッと近づけます。

自己分析を人一倍しっかり進めることがポイントです。

女性のニートの方におすすめの自己分析サポートの手厚いサービスは

フリーター・ニートの女性におすすめの転職エージェントこちらの記事で詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

ニートの末路は、自分勝手な面接をしてしまうことで、なかなか内定が出ずに年齢を重ねてしまう状態であるといえます。

20代はまだまだ就職が簡単な年齢ですが、30代以降一気に厳しくなります。

20代・30代のニートの方は、少しでも若いうちに就職支援サービスを利用してニート脱出を図りましょう。

そして40代以降になると正社員採用は難しくなり、一気に契約社員の採用しかなくなっていきます。

出来るだけ若いうちに就職支援サービスを活用し、内定を獲得して、ニートの最悪の末路である無職状態を抜け出せるようにしましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。