就活が終わらない人の特徴5選!内定をとるための必勝法
就活が終わらない人の特徴として「面接対策が不十分なまま就活をしている」ことが挙げられます。
具体的には、面接や書類選考に落ちた後「なぜ落ちたのか」を振り返りしていないためです。
この記事では、約10年間採用担当者として就活生の採用を行ってきた筆者が、就活を早期に終結させるコツや、おすすめの就活方法を紹介しています。
原因をしっかりと理解し、就活を早く終わらせるためにもぜひ参考にしてみてください。
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就活が終わらない人の特徴
就活が終わらない人は「コツ」がつかめていないことが大きな問題でしょう。
書類選考や面接の対策ができていないのに何社受けても落ちて当然です。
ここでは10年新卒・転職の面接や書類を見てきて落ちる人の傾向をまとめました。
この傾向を直すだけでグッと内定率は高くなります。
絶対にチェックして対策をしましょう。
具体的には、以下のような特徴があります。
- エントリーシートの記入量が少ない人・あいまいな人
- どの業界・どの企業でも通じる志望動機の人
- 給料・休日・残業・教育など待遇ばかり気にする人
- 常に受け身の人
- 面接で質問の意図を理解せず受け答えする人
それぞれについて解説します。
エントリーシートの記入量が少ない人・あいまいな人
エントリーシートの記入量が少ない人やあいまいな人は内定が出にくいです。
エントリーシートの記入量が少ないと、それだけで「やる気はあるのか」と採用担当者は感じてしまいます。
大卒は事務職(営業職も含む)の仕事に配属することも多いです。
内容がいい加減だと、採用担当者は不安を感じてしまいます。
出来るだけしっかりと内容を書いて、記入量を増やすようにしましょう。
志望する業界をしっかりと調べて、自分だけが書ける内容のエントリーシートを書くようにしましょう。
どの業界・どの企業でも通じる志望動機の人
どの業界・企業でも通じる志望動機を作ることは避けるようにしましょう。
職歴のない学生に対して、企業が求めるものは熱意のある志望動機だからです。
自己PRなどは学生時代の経験しかないため、どの人も同じレベルの自己PRになります。
ですが志望動機は本人のオリジナリティを求められるため、しっかりと考えてきているか大きな差がでます。
業界や企業を分析し、自分なりに志望動機を組み立てるようにすることが大切です。
会社の中で共感できる部分をしっかりと見つけて、志望動機を組み立てるようにしましょう。
給料・休日・残業・教育など待遇ばかり気にする人
給料を筆頭に、待遇ばかり気にするのは避けるようにしましょう。
新卒入社してから3年間は企業が新卒に投資をする期間であり、戦力にはなりません。
そのため、あまりに待遇を気にすると入社しにくくなります。
待遇を気にする前に、自分のやりたいことを大切にして就活に挑むようにしましょう。
常に受け身の人
常に受け身の人は採用されにくくなります。
面接の受け答えにおいては答え方に注意するようにしましょう。
例えばこれまで努力したことを聞かれたときに、
「周囲に促されたからやった」と言うのと
「自発的に、自分にとって必要だと感じたから努力した」と言うのでは印象が変わります。
自発的にと答えるほうが主体性があるため、前向きだと評価されやすくなります。
会社で求められるのは主体性です。
自分から進んで努力できる人であると答えられるようにしましょう。
面接で質問の意図を理解せず受け答えする人
面接官に聞かれた質問には、的確に答えるようにしましょう。
意図を理解せずに質問に答えていると判断されると、コミュニケーション能力が低いと判断されます。
例えば、「最近気になったニュースはなんですか?」
と聞かれた場合、業界や職種に関する情報収集をどのように行っているか確認している面接官が多いです。
面接官の質問意図を読み、的確な答えを返せるようにしましょう。
次は、業界分析と自己分析のコツについて解説します。
コツを掴んで内定を手に入れましょう。
就活が終わらない人向け|内定ゲットのコツ
内定が出ないと焦っている人ほど、内定ゲットのコツを知りません。
筆者が採用担当者として10年間、面接をしてきたため「これだけが出来ていれば内定が獲得できる」というコツを知っています。
内定を獲得するコツは、業界分析と自己分析をしっかりと行うことです。
志望する業界の直面している問題などを調べるようにしましょう。
業界の直面している問題を知ることで、斜陽産業などを選ぶリスクが減ります。
また、本当に入社したい会社を知ることができます。
業界分析と一緒に自己分析の作業も進めてください。
自己分析がしっかりと出来ていると「自分自身は何をしたいか」をより深く自己理解することができます。
自分自身のやりたいことだからこそ、真剣に面接にも挑むことができ内定を獲得できる確率がアップします。
自己分析は仕事だけではなく、人生を通して大切な選択をするときに役立つと言えます。
自分自身のブレない考えの軸があれば、自分が望む人生の選択をしっかりと決めることができるからです。
自己分析の詳しいやり方をチェックして、自己分析の作業を必ず行ってください。
就活が辛くても正社員を目指せ
新卒で内定が出ないからといって、安易に派遣という選択肢を選ぶことは避けるようにしましょう。
安易に派遣を選ぶと職歴にならないばかりか、新卒での就活以上に不利となってしまいます。
生涯年収も1億円以上の差がつくと言われています。
参考:生涯賃金 非正規雇用は1億円以上低い/正規と比較 派遣法大改悪で貧困拡大
どれだけしんどくても新卒で正社員になるほうが良いため、意地でも内定を勝ち取りましょう。
既卒でも新卒枠に応募は可能
既卒であっても卒業後3年以内は新卒枠に応募することは可能です。
厚生労働省から、卒業後3年以内は新卒扱いにするよう通達があったためです。
また、大企業であっても30歳以下であれば応募可能となっている求人もあるため、チャンスはあります。
既卒だからといって安易に非正規を選ぶのではなく、新卒枠を狙っていってください。
既卒の意味について詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているので興味のある方はご覧ください。
新卒カードの効果が高い就活は就職浪人
既卒になるよりも、就職浪人を選ぶようにしましょう。
既卒になると、新卒扱いしてくれない企業も存在するためです。
1年程度の就職浪人であれば、選考に大きな影響はでないためです。
歴史のある大企業などの場合には、選考で弾かれる可能性があります。
ですが従業員数1万人程度の企業であれば1年程度の就職浪人は影響しません。
実際に筆者が採用担当していた際、1年留年していた学生がいましたが、海外営業として立派に勤務しています。
扱いとしても新卒採用枠の扱いなので、恵まれた環境で仕事をすることが出来ていました。
就活が終わらないとどうなるのか
就活が終わらない場合は想定どおり、内定が出ないまま卒業することになります。
卒業してしまうと「既卒」となってしまい、就活はしづらくなります。
さらに自分自身も負い目ができてしまいます。
また、就活が終わらない人の特徴はエントリーシートや面接の振り返りができていないことが多いです。
そのため、来年に就活してもまた就活が終わらないこともありえます。
そのため今あきらめるのではなく、アクションを起こしましょう。
具体的には、以下のようにアクションを起こせば内定をゲットしやすくなります。
- 11月になるまでに内定を取る
- 内定が出ない場合には、就職浪人するかどうか、既卒として就活するかなどを親と話し合い検討する
採用担当を10年経験してきた筆者の見解としては、就職浪人を検討することをおすすめします。
既卒枠よりも新卒枠の方が、企業が一定数の採用枠を確保しているため、採用されやすいためです。
8月・9月・10月はまだ間に合う!11月内定なしはやばい!
8月・9月・10月に内定がなくても、まだ就活を再開すれば内定がでます。
秋採用と夏採用の時期なので、企業側も用意しているためです。
8月・9月・10月の段階で内定が出ていない場合には、中小企業などの採用に目を向けるようにしましょう。
中小企業の中には、大手企業に落ちた学生を狙っている採用担当者もいます。
筆者としては、出来るだけ8月・9月・10月で内定を獲得することがおすすめです。
8月・9月・10月であれば意外と優良な中小企業でも採用活動を続けていることがあります。
そのため秋採用で大手企業を狙うこともできます。
もし11月に内定が出ていない場合には、
- 就職浪人をする
- 既卒で就活をする
など、来年の活動も視野に入れて就活の予定を立てるようにしてみて下さい。
11月を過ぎれば、内定辞退者の補充で採用したいなど、採用する側の求める人材傾向が様変わりします。
11月の枠で内定をとっても、希望していた部署に配属されにくくなるなどのケースもあるため注意が必要です。
また、既卒で就活は不利かと思うかもしれませんがそうではありません。
実際既卒向けの就活サイトもここ数年で非常に増えており、
「既卒を採用したい」という企業も増えています。
既卒向け求人を探す・おすすめの就活サイトが知りたい方は、「既卒におすすめの就活サイトランキング!職歴がなくても有利に就職できる就活エージェントとは」こちらの記事を参考にしてくださいね。
【事例】就活が終わらず就職浪人した人の事例
就活が終わらずに就職浪人した人の事例について解説します。
大学を卒業後、フラフラしていた24歳の方でした。
期間工として応募してきて、正社員登用試験への打診があったにも関わらず、結局は辞退されました。
新卒で正社員に慣れなかった方は、いつまでもフリーター生活を続けてしまうという方が多いという印象です。
もう正社員のような働き方は出来ないと思っている方が多いように筆者は感じました。
フリーターように、働きたいときにだけ働くという生活スタイルに慣れてしまうのは危険です。
「最初の一社目が大事」と聞いたことはないでしょうか?
高いレベルを求める企業に入れば常に高い質の仕事をします。
反対に低いレベルの企業に入ると将来に渡り低いレベルの仕事しかしなくなる傾向です。
つまり、新卒入社した会社のレベルが常識になってしまうということです。
出来れば新卒段階で頑張って就職して最初から
「正社員の仕事とはこういうものなのだ」と感じておくこと重要だと言えます。
「就活が終わらない人は最悪、内定が出ない」まとめ
- 就活が終わらない人は想定どおり、内定が出ないまま卒業することになる。
- 就活が終わらない人の特徴はエントリーシートや面接の振り返りができていないことが多い。
- 11月に内定が出ていない場合には、就職浪人をするか、既卒で就活をするか、来年の活動も視野に入れて就活の予定を立てる。
就活が終わらない人向けのおすすめ就職支援サービス
就活を相談するにあたり「どこの就職支援サービスを使えばいいのかな」と迷っていませんか。
筆者がおすすめする就職支援は以下の5つです。
キャリアパーク就職エージェント
就活をとにかく早く終わらせたい方にはキャリアパーク就職エージェントがおすすめです。
キャリアパーク就職エージェントはエージェント経由限定の書類選考なし求人を保有しているため、なんと最短7日間で内定を獲得することも可能であるためです。
面談から内定までオンラインで完結できる求人もあるので、就活に割ける時間があまりないという方はぜひ利用してみてください。
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キャリアスタート
就活がうまくいかずに一人で悩んでいる方には、キャリアスタートがおすすめです。
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登録してから内定までは最短2~3週間と、一人で悩んで就活するより格段に早く内定獲得ができます。
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doda新卒エージェント
doda新卒エージェントは利用者実績は80,000名以上、契約企業数は4,000社以上の実績を持った就職支援サービスです。
プロのキャリアアドバイザーが丁寧にキャリアカウンセリングを行い、書類選考対策などを行ってくれます。
dodaという、老舗の転職エージェントのグループ会社であり、非常に信頼できます。
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キャリアチケットは最短2週間で内定を獲得可能かつ、年間10,000人以上の紹介実績を持つ就職支援サービスです。(※2022年度実績)
人事目線で就職支援サービスを行い、書類選考対策なども行ってもらえます。
また面接結果のフィードバックを受けられるなど、より内定獲得がしやすい環境で就活することができます。
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まとめ
就活が終わらないと最悪無職となります。
危機感を持って就活をするようにしましょう。
8月・9月・10月で内定を獲得できるように努力しましょう。
新卒で就活が終わらないとダラダラとフリーター生活をしてしまう方が多くなります。
就活が終わらない人の特徴として、以下の5つの特徴があります。
- エントリーシートの記入量が少ない人・あいまいな人
- どの業界・どの企業でも通じる志望動機の人
- 給料・休日・残業・教育など待遇ばかり気にする人
- 常に受け身の人
- 面接で質問の意図を理解せず受け答えする人
自己分析をしっかりとして、対策をするようにしましょう。
また、安易に新卒で派遣になることは避けるようにしましょう。
既卒となるよりも就職浪人をして就活をしたほうが企業からの評価は高いです。
独りよがりな就活をしていると内定がでないため、新卒の就職支援サービスを活用して、内定を獲得できるように努力しましょう。
よくある質問と回答
就活は遅くとも何月までに終わらないと厳しいですか
8月・9月・10月であれば、夏採用と秋採用の時期なためまだ企業側も求人を用意しています。
ただし11月までに就活が終わっていなければ、希望の求人に出会えるケースは少ないです。
それでも納得のいく就活にしたいのならば、既卒として来年もう一度就活することも視野に入れましょう。
就活が終わらない人にはどんな特徴がありますか
就活が終わらに人の特徴として、選考への対策が甘い人が多いです。
エントリーシートの記入量が少なかったり、どの業界・企業にも通じるような企業分析ができていない志望動機や自己PRを伝えていたりです。
その結果面接でもしっかりとした受け答えをしづらくなりますので、自己分析や各業界・企業ごとの分析を徹底的に見直しましょう。