【コピペで好印象に断る例文】転職エージェントの断り方をシーン別に解説
「転職エージェントの断り方ってどうすればいい?コピペで使える例文を知りたい。」
「もう求人に応募してしまったけど、転職エージェントに断りを入れたい」
「断ったら転職しにくくなるの?印象の良い断り方を知りたい。」
と気になりませんか。
筆者は採用担当を10年経験し、転職エージェントを利用した転職も経験しています。
内定辞退として断れることも多くありますが、重要な点としては対人間であることを忘れずお互い気分を害することなくお断りすることが理想です。
もし言いにくいからと安易に礼儀を欠いた断り方をしてしまうと、次の転職エージェントの利用時に影響が出ることもありえます。
この記事で分かること
- 転職エージェントサービス中止の依頼方法
- 転職エージェントに紹介された求人の断り方
- 企業に応募後の書類選考や面接段階での断り方
- 内定の断り方
転職エージェントを断り方を、パターン別に知ることができます。
例文もありコピペで使えますので、転職エージェントの断り方で悩んでいる方はぜひ最後まで読んで活用してくださいね。
目次
転職エージェントを途中で断ることはOK!ポイントは3つ
転職エージェントを途中で断ることは全く問題ありません。
特に複数登録している方は転職が決まったタイミングで断るケースが非常に多いため、転職エージェントも慣れています。
参考:転職エージェントを途中で断ることはできる?断り方は? | リクルートエージェント
そのため、言い回しやタイミングなど必要以上に気遣うよりも早く伝えることの方が重要です。
失礼にならないようお伝えすると下記の3つのポイントを守ることが大切です。
- 転職エージェントの放置や無視は絶対にNG
- 断り方はメールまたは電話が基本
- ハッキリと明確に断ろう
それぞれについて解説します。
ポイント1:転職エージェントの放置や無視は絶対にNG!
「転職エージェントに断るのが面倒」
「言いづらい」
といったことで、放置したり無視したりする方が多くいますがこれはNGです。
担当者は多くの転職者を担当しています。
せっかくの連絡や提案に対して放置したり無視をし続けるのは人として失礼でもありますし、担当者の時間を使った分、他の転職者に割り当てる時間も短くなるため迷惑がかかります。
断ると決めたら放置や無視をするのではなくハッキリ断るようにしましょう。
不義理にすると将来、再転職をする際に相談しづらくなりますよ。
ポイント2:断り方はメールまたは電話が基本
断り方はメールまたは電話が基本となります。
もし、当日に転職エージェントとの面談や紹介していただいた企業との面接などがある場合は電話ですぐに連絡しましょう。
早ければ早いほど良いです。
そうでなければメールを利用して断る形で問題ありません。
また、転職エージェントによっては解約専用の窓口が用意されています。
そちらから断りを入れるという方法もあります。
ポイント3:ハッキリと明確に断ろう
転職エージェントを断るにあたってはハッキリと明確に断るようにしましょう。
上述したとおり、転職エージェントは断られることが多くあります。
そのため、変に気遣って遠回りな言い回しをして誤解を与えるよりも簡潔に伝えれば大丈夫です。
次は、具体的な断り方を紹介していきます。
そのままコピペで使えるお断り例文集となっていますのでご活用ください。
【状況別】好印象な転職エージェントの断り方
状況別に好印象な転職エージェントの断り方について解説します。
断るときに伝えるべき要点は
- 要件
- 理由
- お礼
の3つです。
断るときのシチュエーションに合わせて断り方が変わってきます。
具体的には下記の4パターンとなります。
- 状況1:転職エージェントのサービス中止の依頼方法
- 状況2:転職エージェントに紹介された求人の断り方
- 状況3:企業に応募後の書類選考や面接段階での断り方
- 状況4:内定の断り方
それぞれについて解説します。
状況1:転職エージェントのサービス中止の依頼方法
転職エージェントのサービスを中止するにあたってはまずは感謝を伝えてから要件を伝えるようにしましょう。
先に感謝の気持ちを伝えないと冷たい文面となってしまうためです。
その後転職支援サービスの中止をお願いしたいと伝え、転職エージェントサービス自体を断る理由を伝えるようにしましょう。
コピペで使えるメール文面
(会社名)
(担当者名)様
お世話になっております。
(氏名)です。
先日は面談をしていただきありがとうございました。
登録させていただいた転職サービスについてですが、
転職支援サービスの中止をお願いいたします。
個人的に転職活動を行った結果、
自分自身が望んでいた条件での仕事を見つけることができました。
誠に勝手で申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。
勝手ではございますが、再度、転職活動の際には何卒よろしくお願い申し上げます。
(氏名)
状況2:転職エージェントに紹介された求人の断り方
転職エージェントに紹介された求人の断り方としては、面談時に伝えていた条件との相違など具体的に応募できない理由も添えて伝えるようにしましょう。
そうしないといつまでも自分自身の望んでいるような求人が来ず、希望と合わないズレた求人を紹介され続けることになります。
断る際には自分自身が望む条件などを伝えることで再度面談時に話した諸条件などを確認するようにしましょう。
コピペで使えるメール文面
(会社名)
(担当者名)様
お世話になっております。
(氏名)です。
先日紹介していただいた〇〇株式会社の求人についてですが辞退させていただきます。
私としてはこれまでの経験を活かして出来れば現在の居住地から近い場所での勤務地を希望しております。
(地域名)近辺に希望に合った求人はないでしょうか?
ご紹介いただけますと幸いです。
お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願い申し上げます。
(氏名)
状況3:企業に応募後の書類選考や面接段階での断り方
企業に応募後の書類選考や面接段階で断り方としてはまずは感謝の言葉を述べるようにしましょう。
書類選考や面接での段階で断る場合、すでに採用担当者と転職エージェントが接触をしています。
場合によってはクレームを転職エージェントが言われる可能性もあります。
しっかりと謝罪を伝えてから本題に入りましょう。
その上で理由を伝え、断るようにしましょう。
コピペで使えるメール文面
(会社名)
(担当者名)様
お世話になっております。
(氏名)です。
先日は選考の手配をいただきありがとうございます。
また細かにご連絡をいただき合わせてお礼申し上げます。
書類選考対策まで行っていただき申し訳ございませんが、
転職支援サービスの利用を中止をお願いいたします。
他社で内定が決まったためです。
大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
また手厚いサポートをいただきありがとうございました。
(氏名)
状況4:内定の断り方
内定を辞退する場合は会社側に対して転職エージェントがお断りの連絡を入れることになります。
筆者も採用担当者として転職エージェント経由での内定辞退の対応をした経験がありますが怒りはしないものの転職エージェントに対して
「次からは出来るだけ志望度の高い方をお願いします」
と注文を付けられることは多々ありました。
ひどい会社であれば転職エージェントにクレームをつける会社もあります。
そのため、転職エージェントに対して謝罪の言葉と共にお断りのメールを送るようにしましょう。
参考:就職活動応援コラム【既卒生が内定辞退をするために気を付けるべきポイント】 | いい就職ドットコム
コピペで使えるメール文面
(会社名)
(担当者名)様
お世話になっております。
(氏名)です。
先日内定をいただいた〇〇株式会社について何度も熟考をしましたが
辞退させていただきたいと考えています。
様々なアドバイスをいただきながら得た内定にも関わらず申し訳ございません。
せっかく頂きました内定でしたが、やはり他に魅力的な企業がありそちらの選考を受けてみたいという気持ちがあります。
大変ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い申し上げます。
(氏名)
ただ「断る」ことに慣れていないと勇気がいりますよね。
人によっては「転職エージェントを断ると問題が起こるのでは?」と気になりませんか。
次は、転職エージェントを断ることで起こることについて解説します。
断って発生する問題は「特になし」
転職エージェントを断って発生する問題は特にありません。
嫌がらせを受けることも内定先に何かを伝えられることもありません。
安心して断って大丈夫です。
もし断ったことで転職エージェントの態度などに問題があれば転職した後、採用担当者に教えてあげて下さい。
人事や採用担当者はあまりに評判の悪い転職エージェントに対して会社に出入り禁止措置などを行うことも可能です。
筆者もそうですが、採用担当者は出来るだけしっかりした転職エージェントに求人掲載依頼をしたいと考えて採用活動をしています。
後の採用力強化につながるためぜひ転職エージェントの態度などは非常に参考になるため人事部等に伝えるようにしてくださいね。
ところで、もし転職エージェントと合わない場合にどうすればよいかについて紹介していきます。
転職エージェントと合わないときは複数のエージェントを利用しよう
転職エージェントと合わないときは複数の転職エージェントの利用がおすすめです。
転職は情報が全てであり、たくさんの転職エージェントから求人を網羅して、情報提供やサポートをもらえる環境作りが重要なためです。
客観性を確保するためにもできれば最低3サービスに登録することがポイントとなります。
相談しやすく面倒見の良い転職エージェントとして、以下の3つがあります。
- おすすめ1:相談しやすく優しいワークポート
- おすすめ2:20代の若手サポートに強い「いい就職ドットコム」
- おすすめ3:年収600万円以上なら提案力の高いJACリクルートメント
それぞれについて解説します。
相談しやすく優しいワークポート
相談しやすく優しいワークポートは非常におすすめです。
筆者も大阪支店を活用したことがありましたが、未経験でも応募できるITエンジニアの求人を紹介してもらえました。
なぜ転職したいのかなどの要件などをしっかりと聞き出して転職活動を成功に導いてくれます。
20代の若手サポートに強い「いい就職ドットコム」
20代の若手サポートに圧倒的な強さを誇るのがいい就職ドットコムです。
筆者は採用担当者をしている時代、非常に若手採用で助けてもらいました。
面接での志望動機や会社研究の精度の高さなどからしっかりと内定を獲得できるように転職希望者をサポートしていることが分かります。
面倒見もよく、内定後も会社にフォローのために様子を見に来て人事部に話をしにくるなど「内定を出したら終わり」という態度の転職エージェントではなく好感が持てました。
年収600万円以上なら提案力の高いJACリクルートメント
年収600万~1,500万円の求人を探すなら提案力の高いJACリクルートメントがおすすめです。
JACリクルートメントは外資系企業や大手企業の求人紹介がメインとなっているためです。
給与の高い求人を中心のそろえており上昇志向の方にはおすすめです。
また、転職エージェントも紳士的な方が多く活用しやすい転職エージェントでもあります。
まとめ
転職エージェントを途中で断ることはOKです。
ただし、失礼にならないようにするために以下の3つのポイントを守るようにしましょう。
- 転職エージェントの放置や無視は絶対にNG!
- 断り方はメールまたは電話が基本
- ハッキリと明確に断ろう
転職エージェントの断り方として以下のようにそのまま使える例文を紹介します。
- 状況1:転職エージェントのサービス中止の依頼方法
- 状況2:転職エージェントに紹介された求人の断り方
- 状況3:企業に応募後の書類選考や面接段階での断り方
- 状況4:内定の断り方
転職エージェントを断って発生する問題は「特になし」です。
採用をするかどうかの判断は転職エージェントではなく企業の採用担当者の判断なので気にする必要は一切ありません。
転職するときは、客観性を確保するためにも転職エージェントは複数活用するようにしましょう。